先週、うちのこ(デザイナーのこと)が弱ってるスズメの子を拾ってきた。餌も食べなかったのを口の中にすり餌を入れて食べさせてやり、かごを持って来てアトリエで面倒を見ていた。今週久しぶりにアトリエに来たらスズメの子はすっかり元気になっていて、小さなミミズを与えるたびヒョイパクヒョイパクと上手に飲み込んでうまそうに食べていた。ミミズをとってきたのかと聞いたらパックに入れて売っているということだった。スズメは茶色いキャップをかぶったような頭とほっぺにつけた靴墨がかわいいね。
これも先週、ちょうど博多に発つ朝6時頃うちのこ(娘のこと)が起きてきた。手の上には冷たくなってるスズメの子が乗っている。「カフェ?」と聞いたら「そう、取り上げたの。埋めてやろうかと思って」獲物を取られた黒猫カフェがニャアニャア鳴いて降りてくる。スズメの子悲喜こもごものお話。
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スズメの子
水曜日, 7月 12th, 2006明日はダヤンのたんじょうび?
木曜日, 7月 6th, 2006モエ特集!
月曜日, 7月 3rd, 2006絵本雑誌「モエ」8月号はダヤンの特集ですよー。今、送られてきたのを読んでいる所。ちょっとドキドキ。今回はものづくりの特集なので取材のためにアパレル工場や皮のタンナさんに行ったりして楽しかったけど校正の時には蓼科だったのであんまり見ていないの。7月7日がダヤンの誕生日ということで毎年モエはこの時分に特集を組んでくれています。一番最初、特集になったのはもう10年以上前になるかしら。はじめてモエの編集の方が打ち合わせに来た時のこと思い出しちゃった。その頃の私は自由が丘店の中二階を仕事場にしていて、うちの著作担当スタッフと一緒に会ったのだけど「てっきり池田さんのいとこだと思いました」とずっとあとで編集者に言われてびっくり。だって全然似てないの。性格なんか水と油。丸と四角。ぶつかり合いながらいまだに続いているけど、ちょっと角取れたかな。ねっ、コバちゃん。
枕の下にヘビ!
水曜日, 6月 28th, 2006朝、枕の下でなにかがモゾモゾってするので起きたら、なんとヘビ!ちっちゃいけどけっこう長いヤマガカシ。キャーッって叫んだ後、思わずしっぽをつかまえた。ぎっくり腰の夫がわざわざ二階にビンを取りにいってそれに入れた。しばしビンの中のヘビを観察、スケッチ。出る前に逃がしてやったけどうちのまわりにはけっこうヘビがいて、前にもヘビを見つけて植え込みに逃げようとするのをつかまえたことがある。ぐにぐにするのを持ってたら「いやだ!ヘビ!この奥さんヘビ持ってる」と通りがかりのおばあさんがそう叫ぶやすごい勢いで駆け出して去っていった。これ、蓼科ではなく自宅での話です。もう蓼科からは帰ってきました。仕事はうまく進んだので仕上がりを乞うご期待。6巻を秋までに仕上げることをヘビに誓います。
また蓼科行ってきます
金曜日, 6月 16th, 2006大人の街だよ。人形町
木曜日, 6月 15th, 2006「路地の本」の取材で水天宮に行った。大安戌の日だからして地下鉄の駅から次々に妊婦さんが現われてくる。ひとりの妊婦さんに夫や母親、姉妹と平均ふたりくらいづつのつきそいつきで、いきおい長くなる列に「少子化なんて誰が言ってるの?」と妊婦さんの声。日本まだまだ大丈夫かもとちょっとほっとして妊婦さんを堪能した後は人形町をぶらぶら。いやー、人形町は大人の街だね。つづら屋に三味線屋、末広屋に足袋屋。名のとおり人形焼屋も多いけど、編集者お勧めの戦車や大砲、兜まである「戦時焼き」が面白くてつい買っちゃいました。夕方風情ある路地をスケッチしてたら、通りに黒塗りのハイヤーが止まっては背広姿の男たちが路地の地味なのれんをくぐっていく。中ではどんな密談が?大人の街の面目躍如だね。
いいね、大人の時代
木曜日, 6月 8th, 2006蚕豆で夏!
金曜日, 6月 2nd, 2006新緑の木ノ花美術館
水曜日, 5月 31st, 2006こどものものさし
金曜日, 5月 26th, 2006昨日出版社と路地本の打ち合わせをしていて、小学4年まで住んでいた十条に行ったことを思い出した。
当時は大規模な鉄道官舎があって、小学校に通う大半は国鉄の子だったからその頃の私は世界もそうだと思い込んでいた。今では鉄道官舎の跡地はきれいな公園になっていて小学校はすぐそのとなり。巨人ならひとまたぎの距離なのにびっくり。小学校引っ越したかと思うくらい。だって昔はずいぶん遠い道だったの。おしっこがもれそうになって走って帰るときなんかめちゃくちゃ遠かった。でも学校への道は楽しかった。今、いやな事件が多くて親がこどもを車で送り迎えしてるけど、本当に残念なことだ。
こどものものさしがないと大人になってその違いにびっくりできなくなっちゃう。
みちくさ、よりみちって言葉すらなくなっちゃうのかなあ。