Archive for 9月, 2011

お知らせもろもろ

木曜日, 9月 22nd, 2011

週末は蓼科に行って、こけしを描いた。

こけしは苦手なんだけど、友達の大野さんが主催しているからね。

大野さんは夢中になる人で一時期は版画家の谷中安則の個展を開催するために

大好きなお酒を断ったほど。

そしてもうずいぶん前からこけしにも夢中になっている。

てなわけで、二度目のこけし展に参加するのです。

眠っているダヤンの夢の宇宙で、楽しそうに飛び回る天使と悪魔だよ。

開催時期は10月4日から16日まで。

場所は前回と同じゲイツギャラリー宇。

松戸の駅から歩いて三分くらい。柏も近いので、ぜひ店にもお立ち寄りを。

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「東日本大震災チャリティ・アート展」も10月5日から9日までの開催です。

新橋から歩いて10分の東京美術倶楽部にて。

絵の題名は「ぼくたちはいつもきみと一緒だよ」

これはオークションなので、ぜひ競り落として東北に貢献を!

そして秋から冬にかけてはイベントもたくさん。

10月22日には木ノ花美術館でディナーパーティがあります。

23日の日曜は収穫祭。

地産マルシェやギャラリートークなど楽しい催しがいっぱいだよ。

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12月18日は本邦初公開「ダヤンのクリスマスコンサート」

今年の初めに台湾で開催した音楽会が作曲家みずからの演奏での開催。

どれもホームページでチェックしてね。

来週は肩のボルトを抜くためにまた入院するので、ブログはお休みしまーす。

ではまた再来週!

「森の音を聞いてごらん」ができたよ?

金曜日, 9月 16th, 2011

見本刷りが届いた!

緑の色で難航したけれど、いい仕上がりになった。

ちょうどこの絵本の取材でボルネオに行っていたとき、震災だったので

向こうで描いてきたスケッチなんかも見せるチャンスがなかったけれど、今度の絵本の

見返しに使ってもらうことにした。

もう構想はできていたので、森の音を書き取ると同時にたくさんスケッチをして、

ほとんど絵コンテみたいになっている。

一番気に入っているページは、林冠から雨上がりの森を見晴らしているシーン。

本を見返していくと思い出すなあ。

スカウもタビンもたたきつけるようなすごい豪雨。

天の桶がひっくり返ったんじゃないかと思うくらいだった。

この後、ロッジ沿いの川が増水して、私の隣のロッジは水に浸かってしまい、スタッフが

川に入って機材を運び出すという事態になった。

でもそのあとのダナンバレーはぎらぎらの太陽。

珍しく野生のオランウータンの親子を見ることもできた。

普通は家族一緒にはいないんだって。

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ボルネオにかかわりあって二年。

なんとかいいたいことを形にできたかな。

版元も売り上げの一部をボルネオ保存トラストに寄付してくれるそうで、うれしいです。

さて、前にも書いたけど、この新刊本のサイン会が明日二時から西武池袋9階の三

省堂で開催されます。

帰りにはぶらっと新宿ラビリンスにも寄るよー。

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震災から半年

金曜日, 9月 9th, 2011

なかなか進まない復興だけど、ちょっと心温まる話もある。

目黒のさんま祭りに宮古から例年通りにさんまが届けられたり、宮城のカキ養殖を

支援するために、ライバルである広島からカキ養殖の資材が寄贈されたり。

こういう日本人の心意気ってすてきだね。

私の夫もなかなかすてきで、来週再び気仙沼に走る。

今度はトラックに八台のバイクを積んで。

というのはこの前軽トラにバイクを積んで行った時、頼んでいた知り合いの中古車屋が

原付を寄付してくれたんだけど間に合わなかった。

「被災地に車を届けるボランティア」というサイトをネットで見つけた夫が聞いたところ

「ホントは原付が一番喜ばれるけれど、原付を寄付してくれる人があまりいないので」と

いうことだったので、いろいろ頼んで原付を集めたのだ。

妹のうちにあった鍵のない原付も直し、八台のうち六台のタイヤを交換し、バッテリーも

入れ替えて、すぐ走れるようにした。

私も「一緒に行くよ」と言ったけど、あれ、考えてみたら私はトラックの運転ができない。

役に立たないので「平日にカネコと行くからいい」と夫。

夫の会社のスタッフ、カネコさんは修理の腕もすごいけど、東北支援もすごい。

震災後すぐに大量のパンツを送り、雨季に入ればカッパや長靴を送り、

暑くなれば殺虫剤を送りと、季節に応じたあきらめない支援がエライニャー。

と感心するのは野良のちびねこコトラだよ。

うちにごはんを食べに来るんだけど、ちっとも慣れないの。

それでも指をひらひらさせたり、おもちゃを見せると遊ばずにはいられない。

猫のサガだね。ボンちゃんとそっくりでしょ。?

九月一日は防災の日

金曜日, 9月 2nd, 2011

夏の終わりはひと月遅れの隅田川の花火。

今年は被災地復興を願っての開催で、始まりは余り色がなく、それだけに大層美しい。

花火は色がないほうがむしろきれいだね。

やっぱり今度の物語では花火を登場させたいなー。

諏訪湖はまっくらで、暗がりの中メモッたのはさっぱり読めなかったけれど

今度はバッチリ。音と光りを拾ったけど、同じ音の羅列ではたして参考になるのか?

来週はわが社の秋冬内見会で、社内は騒然としているけど、九月一日には

久しぶりに防災訓練をやった。

うちの防火管理者の作った自衛消防隊編成で私は自衛消防隊長!かっこいい!

でも特別に何をするでもなく、火災発生の電話が各階の避難誘導に回り、

その指示の元、みんなで非常階段を降りて駐車場に集結するというおだやかな訓練。

でもまずは火を出さないように気をつけようというのを徹底できたのはよかった。

いざというとき、ちゃんと消防隊長にふさわしい行動が取れますように。

そして今後あのような震災が世界のどこでも起きませんように。

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