「社長の本読んで、テルヒがワーワー泣いてるよー」
先週の帰りがけ、企画部長がゲラゲラ笑いながら報告にきた。
見にいくと ホント デザイナーが長編物語最終巻
『ダヤン タシルへ帰る』を読みながら、
滂沱の涙を流している。
「何度読んでも泣けるっす」
彼女はこの本の一番最初の読者でもある。
なにしろ見本が刷り上ってきたとき、真っ先に読んでいたもん。
うちの娘は子どもの頃『ダヤンのおいしい夢』を読んで泣いていた。
つい最近も『ねこ話』を読んで泣いたと言っていたけど、
これを読んで泣くのはたぶん舞子だけ。
懐かしい思い出がいっぱいつまっているからね。
自分の本を読んで泣いてくれる人がいるってうれしいものだ。
記憶では私がもっとも泣いた本は『椿姫』で、
この間古本屋で売っていたので つい買ってみた。
きのう 読み終わったけれど、まったく泣けないのはなぜ?
若かったからかな?
それともリアリティにかけるから?
むしろアルマンにいらいらしてしまう。
最近は漫画の『リアル』で泣いた。
泣くツボも年とともに変わってくるねー。
Archive for 2月, 2010
泣ける本
木曜日, 2月 25th, 2010ニャーゴの議長選
木曜日, 2月 18th, 20102月22日が猫の日だってことは
ご存知でしょ。
でもって
今年は平成22年2月22日。
2が五つ並ぶという
なんともニャーゴな年なのです。
なので
ちょっと趣向を変えて、猫会議の議長選は
「変顔議長選」にしました。
猫ってさ、どんなに変な顔でもかわいいんだよね。
選ぶのも、難し楽しかった。
変顔が22並んだところは圧巻よ。
ひいきしちゃいけないけど、『おもち』笑える。
私もボンちゃん出したかったけど、
イケ面が災いして、ほげり顔が撮れかった。
来年の議長選も何かテーマ決めたいね。
早く決まってたら、シャッターチャンスがいっぱいあるし。
『変顔議長選』いよいよニャ?ゴな月曜でおしまいだよ。
ホームページでチェックして投票に行こう!
映画鑑賞
金曜日, 2月 12th, 2010趣味が映画鑑賞といえば、適度に文化的であって
あたりさわりのなさでは読書と双璧をなす。
でも私の場合、もう絶対的に読書の地位が上で、
若い頃こそやくざ映画にはまったりしたけれど、
このごろではめったに映画館に足を運ぶことはなかった。
ところがどっこい、
ここひと月経たないうちに二本も映画を見ちゃった。
それもこれも、いつでもどこでも
千円で映画が見られるようになったから。
急に映画が気楽なお楽しみになったのよ。
チケット売り場でみじんの疑いもなく、
シニア料金が通用したのはちょっとショックだったけど
まあそれはいいとして。
まずは「怪獣たちのいるところ」
怪獣も映像もよくできているけれど、
あまりに怪獣が人間くさい。
自分の精神のありように異常なほどの重きをおく怪獣は
いかにもアメリカ人、いや、このごろは日本人もそうかも。
「あの怪獣たちはどうなのよ?」
「でも、センダックはスパイクジョーンズのとらえ方を絶賛したらしいよ」
友だちの言葉に
「なーるほど!」
すっかり納得しちゃった私。
センダックってそういう人だ。
私が一番好きな『窓の外のそのまた向こう』にも
その微妙に病んだ精神と自分勝手さが現れていて、
筋はまったく意味不明。
だけどそこが、あの緻密な絵とあいまって、
もうたまらない魅力なのだから。
よし、それならいい。
いい映画見ちゃったぞ。
でもほのぼのを期待しちゃだめだよ。
そして昨日見たのは3Dの『アバター』
これは文句なしに面白かった。
3Dの飛び出し方は『海遊館』で初めて見たときの
衝撃はなかったけど、字幕が飛び出してて見やすかった。
勢いづいてテレビでもこのごろ
『トロイ』『フラガール』『ペンギンが飛ぶ日』とたてつづけ。
いやー
映画って見だすと、ホントはまりますね。
猫のお気に入り
金曜日, 2月 5th, 2010猫ってほんとに気まぐれ。
何が気に入るか分からないね。
居場所も今まではダヤンのベットだったのが、移動して、
ごたごたと物の乗っている棚に乗るもんだから
しょっちゅうなにか落としてる。
寒くなると、ボンちゃんはふとんに入ってくるんだけど
この間まで私のふとんだったのが、最近は夫のふとんが気に入ってて
なんだかくやしい。
無理に入れても夜中に移動してるのよ。
お気に入りのおもちゃがたくさんあるけど、
かわりばんこに自分のごはんの皿に入れてあっておかしい。
この間なんか、スリッパが入っていた。
それにしてもこんなに寒いのに
放浪猫のらんちゃんは帰ってくる気配なし。
ごはんは食べてるようだけど、どこで何してるのかね。
昔のらんちゃんはお気に入りの遊びがいっぱいある
面白い猫だったけど、すっかり気難しくなって
帰ってきてもすぐ出てっちゃう。
たまには帰ってきてほしいなー。