ついに古希。
まさか自分が70歳になるとは思わなかった。
邯鄲の夢ではないけれど、誕生日の夜に寝て、起きたらすべてが夢だった!なんてね。
中野の国鉄アパートで目覚めるのは青短に通う20歳の私。
鏡の中でほほ笑みかけるお肌はつやつやで、行く手には洋々たる未来が広がっている。
でも夫も娘も孫もいなくて、わちふぃーるどもなく、ダヤンも生まれていない・・
それ、うれしいかな?
いいえ、それはイヤ。
50年生きてきた中で出会ったたくさんの人と一緒に、年を重ねていくのがやっぱりいい。
みんなにいっぱい祝ってもらって、とっても幸せな古希の誕生日でした。