池田あきこのアトリエ日記

今年は桜、早いですねー。うれしくって、お昼にはアトリエのみんなと井の頭公園でお花見しちゃいました。フランスに行く前にお花見できてよかった。お花見って日本のすばらしい習慣ですね。
さて、「パリの世界こねこ会議」は絵本雑誌の『モエ』が今年は六月発売の七月号で特集をしてくれます。「こねこ会議」のお話も載りますよ。なのでパリからプロヴァンスまではいつもの編集者と妹が一緒。マルセイユからはひとり旅です。
イタリアとの国境付近までコートダジュールを回ってみようと思うけど、すてきな街がいっぱいで迷っちゃう。まあ、私の旅は行き当たりばったりだから、いい所で途中下車。フランスでの旅は『モエ』に加えて、いつものスケッチ紀行シリーズ、そして新しいスケッチの本と三つの仕事を抱えていくので、画材選びにも迷います。
出発前の仕事もだんだん片付いて、旅立ちモードに。そうだ！少し前のブログで、私間違ったこと書いちゃいました。猫を探して銀座に行く話が載るのは『婦人公論』４月２２日号でなくて、４月22日発売の５月７日号なのです。雑誌は先をよんでいるから、つい間違えてしまいます。ごめんなさい。
では又パリ通信、プロヴァンス通信お届けします。
くるみちゃんのお母さん、どうぞご心配なく！楽しいこねこ会議にしますから。

みなさん、「パリの世界こねこ会議」に投票ありがとう！日本からの参加こねこは「指しゃぶりくるみちゃん」に決定！神奈川にお住まいの柳原さーん、お宅のくるみちゃんが当選しましたよー。参加こねこの中でも、一番の赤ちゃんだね。きっとバニラや気のいいチンチラが面倒みてくれるでしょう。
ということで、４月一日からパリに行ってきます。そしてパリから南仏へ。しゃれた響きのフランス語、数字だけでも覚えていこうと、CDウォークマンなんか買って、勉強始めました。でもフランスの数字っておかしいの。７０は６０＋１０だし、８０ときたら４×２０、９０なんて４×２０プラス１０！むずかしいよー参った！

長年続いている雑誌「婦人公論」の取材で、銀座の猫探訪へ行ってきました。
「銀座に猫いるかなあ？」ちょっと心配なので、時間をちょっと早めてもらい、９時に三愛ビルのコイコリンで待ち合わせ。ご存知ですか？コイコリン。ごろべえとのんきというまったくかわいくない猫の石像だけど、なでると恋がかなうんですって。
「とにかくこれは銀座の猫ですから」ナマ猫が見つからなければ、ごろべえに登場いただくとして、とりあえず七丁目方面へ。松坂屋裏通り、駐車場でナマ猫、第一号発見！ビルとビルの隙間でダンボールから顔を出した’箱入り娘’をスケッチ。それから立て続けに二号三号・・いやあ、いるもんですね。結局一日で猫十五匹描いちゃった。
やっぱり猫がいるのは安全な路地裏ね。お稲荷さんがある辺りに猫がいるケースが多いのも、面白い発見。猫探すついでに、一味違う銀座の顔が見られて楽しかった！
銀座で猫を探すなら、４月２２日号の「婦人公論」をごらんあれ！