Archive for 5月, 2007

今度は油絵

火曜日, 5月 29th, 2007

8月号「モエ」で長編完結の特集をしてくれるので、長編の象徴的な絵を描くことにしました。「時の川」をゆく、イマのタシルの動物たちとアビルトークの住人たち。二艘の船は互いに違う流れで進みます。
今度は油絵で描くことにしたけれど、長らく使っていない絵の具はひからびたり、筆もよたっていたり。
描き方もよく分からなくなって油汗が流れ、さすが油絵は一筋縄ではいかないわ。いろんな画法を試すのが好きだけど、やり始めてから、ああ、やっぱりパステルにしておけばよかったと思うこともしばしば。だけど、やらずにはいられない。それに闇雲に描いていると、雲間から光明も差してきます。そうなると、面白いんだよね、これが。今ちょっとそんな段階かな。どうぞ、うまく仕上がりますように。
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今は切り絵が楽しくて

水曜日, 5月 23rd, 2007

北欧で見つけたアンデルセンの影絵。いいなあ、やりたいなあと思ってたところ、タイミングよく「切り絵の本をやりましょう」という話が持ち上がりました。しめしめ。秋のテーマは北欧だし、こりゃ一石二鳥。
というわけで、もう切り絵に夢中になりました。ところで、切り絵と影絵ってどう違うのかな?切り絵は折って切ったりする。折って切るやつはすごく楽しいよ。意外な効果が生まれたりするからね。あと、切り絵はつながってないとならないんだ。これが案外難しい。
でもそろそろモエの口絵にかからなきゃならないし、その後「北欧へ行こう」を仕上げるつもりなので、切り絵はここで一旦ストップ。又7月に続きをやります。
7月発売のモエは又ダヤンの特集だよ。「ダヤンと夢の約束」というお話も載ります。その後絵本にもなるの。これに出てくる雪だるまのダヤンがかわいいよ。モエ切り絵もお楽しみに!そうそう「北欧」もね。
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中央競馬会からお招きが・・

月曜日, 5月 14th, 2007

「はて、いったいなぜ私に?」と自分でも疑問、競馬好きの社員たちも「なんで社長に来るんだ!」と納得いかない様子。私はディックフランシスの競馬シリーズは大好きだけど、現実の暮らしではとんと競馬に縁がない。でも、私に来たんだもんね。しかも「当人様以外ご遠慮願います」と書いてある。
せっかくのチャンス逃してはならじと出かけました。昨日の日曜。そう、啓文堂でのサイン会の日です。
サイン会は2時からなので、メインのヴィクトリアマイルには間に合わない。でも出かけずにはいられません。なんといっても貴賓室へのご招待なのです。いったいどんな所なのか?好奇心には勝てません。
行ってみて判明。さる方が私を推薦してくれたのでした。回りも大金持ち?かどうかは分からない絵描きの方ばかり。「なあんだ」と気が楽になり、ワインを飲んだり、ごちそうをつまんだりして、一レースだけ賭けてもみました。はずれたけど。でも、貴賓室、いいえ、競馬場がどんなものか分かり、満足。
気持ちいいところですね。競馬場って。しかも入場料はたった二百円。大金を賭けなければ、休日を楽しく過ごせそう。いえ、賭けたっていいんですけどね。貴賓室に行く前にちゃっかりパドックでスケッチもしてきました。馬ってほんと、きれいだった。
そして、待ち合わせにはちょっと遅れたけど、ちゃんとサイン会にも間に合いました。
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連休終っちゃった!

月曜日, 5月 7th, 2007

さて、連休後半、二日の夜テンプター400で出発。輝く満月の元、快適走行で蓼科へ。
翌日はイルフでサイン会です。思いがけないほど、たくさんの人が来てくれてうれしい!サインをする手も浮かれます。
夜はたらの芽パーティを予定していたので、早めに帰らなくてはならず、またもやセンダックの原画が見られなかった。会期中にもう一度行くことにしましょう。まだ寒くてたらの芽は出ていなかったけど、マタギの熊ちゃんが熊や鹿の肉を持って来てくれたので、すばらしい晩餐になりました。
そして恒例のサイドカーミーティングへ。今年はなんと富士スピードウェイの体験走行があるので、張り切って30年前に作った革つなぎを着ていきました。あの頃から5キロは太ったから、ぱっつんぱっつんだけど、ビリーのおかげで、なんとかチャックもしまります。
富士を走るのもかれこれ27,8年振りかしら。一度だけサイドカーのノーマルレースに出たことがあるのですよ。青空の下、150台のサイドカーが早い組とゆっくり組みに分かれて走る様は壮観です。もちろん私たちは早い組さ!
いやー、燃えました!超、楽しかった!又レースやるか。
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