仕事納めは明日だけれど、今日でアトリエてじまいなので今年最後の日記となります。
いやはや2005年は波乱万丈、なかなか大変な年でした。
でも最後の追い込みで新作絵本のコンテが出来上がったのでほっとひと息というところ。
年明けそうそうから彫り始めます。
彫るっていうのはドイツ紀行ですっかりはまったクレイボードでやるつもりだから。
テーマがフールスディ、そしてイワンの誕生日なので3月中に出版しなければならず、又忙しい年の初めとなりそうですが、クレイの絵本に初挑戦なのでわくわくしています。
お正月は家族と韓国に行ってきます。
韓国にわちふぃーるどのお店があるってご存知ですか?
実は私もまだ行ったことがないの。
だから今回初訪問の予定です。韓国日記をお楽しみに(ナンテネ)
ではでは、又来年お会いしましょう!良いお年を!
Archive for 12月, 2005
2005年にさよなら
水曜日, 12月 28th, 2005メリーヨールカ!
日曜日, 12月 25th, 2005コンピューターで世界旅行!
水曜日, 12月 21st, 2005友達がイタリアへ(うらやましい!)転居することになり、娘とお別れに行った。
子ども二人を連れてあさって発つというのに荷物も部屋もまったく緊張感がない。
「ねえねえ、ローマのうち見せてあげる」と言って彼女は梱包寸前のコンピューターを立ち上げた。
ひゃー、これはびっくり!
まず地球が写ってそれからグーンとイタリア目指して舞い降りていき、なんとこれから住むという家の敷地屋根までがくっきりばっちり見えるではないか。
「わあ、緑いっぱいのとこだね」「あっ、近所の家にはプールもある」私と娘は大騒ぎ。
プールまで見えちゃんだよ。すごいねー。
なんでもナサの撮った航空写真をつなぎ合わせて作ったグーグルアースっていうサイトらしい。
なんという文明の進歩。これなら足腰が立たなくなっても世界を見られるというわけ。
これっていいことなのかな?神秘がなくなって残念な気もするけどともかくすっごく面白いことは確か。
そうそう、昨日の朝、又らんちゃんが帰ってきました。ご飯食べたら出てっちゃったけど。
寒くはないのか、放蕩娘。
うに松葉
金曜日, 12月 16th, 2005昨日は来年のベイビーの絵を描くところを「モエ」のカメラマンが撮りに来ていて、なぜかイカの話になった。私は乾き物といわれるサキイカやノシイカに目がないのだが、なかにはイカはどこで飲み込んでいいのか分からないから嫌いという人もいて人様々だ。
イカではないけど、探し求めている乾き物に「うに松葉」がある。これは幻の銘菓ともいわれ、東京ではめったに手に入らない。うには瓶詰めのうにの味で両サイドをたらのすり身に挟まれ、絶品だ。
幻という割には伊豆の方面では売っているようで、この間妹が伊豆土産に買ってきてくれた。
私は「太子堂」のような菓子屋を見つけると「うに松葉」を探す。自分の幻の銘菓があると探す楽しみがあってなかなかいいものなのだ。
吹雪の銀山街道を行く
火曜日, 12月 13th, 2005本陣記念館に来て下さった方ありがとうございました。
さて日曜の夜は温泉津に足を伸ばし、明治に建てられたという旅館の温泉で手足を伸ばしました。
けれど朝起きればビョ?ビョーとうなる風、吹き付ける霰。
銀で賑わったという沖泊を見に自転車で行ったけど、こげど風に押されて自転車が前に進まないほど。
山陰の強風侮りがたしですが、この辺りの街並みはしっとりして実に風情がある。
それはすべての家が瓦葺という所にあるような気がします。
列車の窓から見ても黒々と甍の波、ソーダのような海に打ち寄せる白い波頭はしっくり似合って日本悪くなし!
石見銀山街道も吹雪いてすごかった。この旅日記はいずれ写真コラージュで公開しようかなっと思ってます。
今度は朝富士だよー
金曜日, 12月 9th, 2005前にアトリエは夕陽の名所と書いたけど、朝富士の名所でもあるのよ。
冬ならではのお楽しみだけど、晴れた日に外を見れば心晴れ晴れ。
だから皆さんにも晴れた心をお裾分け。
明日はこの富士を飛び越えて出雲に行きます。
昔モロッコから帰って来た時日本の上空に差し掛かったら、まあ、見事にちょんとつまんだように富士山が見えてすごく感動したものです。明日も見えるといいな。
昨日教えてくれた「フォーゲルパーク」ってとこはきっと私が行ったのと同じとこがやってるんだと思う。
パンフレットを見たら他にもいくつかあってたまげたものです。
だって見せるものがすごく偏ってるからよほど変わった嗜好の人しか行かなそうな気がしたから。
今回は石見銀山の址を見に温泉津に行くつもりなのでそこには行けないと思うけど教えてくれてありがとう。
平田本陣記念館では今日から1月22まで原画展やってます。見に来てね。
童美連のこと
水曜日, 12月 7th, 2005日本児童出版美術家連盟、略して童美連に参加している。
子どもたちのためのアートワークをやった時、きたやまようこさんに「えっ、あなた童美連を知らないの!」と驚かれ、誘われてなんとなく入った。絵を描いてる人ばかりだからのんきな会かと思うと、すごく真剣に著作権のことなどを話し合う真面目な団体だ。
でも会合の後は必ずお酒を飲むオトナの団体でもある。
昨日は忘年会だったのでうんとお酒を飲んで又わけが分からなくなり、新宿でやったはずなのに気がついたときには御茶ノ水にいた。
今度童美連では会員の絵を入れた本を作り、展覧会もやるのでそのための絵を蓼科で描いてきた。
油絵は大きな屏風以来久しぶり。なんかしんとした感じで気に入ってる。
このふくろうは木ノ花美術館に行った時寄った「国際百花園」で見たもの。
すごく変なところなの。ふくろうだらけベコニアだらけでその取り合わせは異様だ。
童美連の展覧会は3月だから又近づいたらお知らせしますね。
らんちゃんが帰ってきた!
月曜日, 12月 5th, 2005土曜日の夜のこと。
「おーい!らんちゃんがいたぞ」
玄関先から聞こえる興奮した夫の声に家を飛び出した私は
「ここから出てきた」という辺りで「らんちゃーん」と呼びながら歩き回った。
何度も呼びつづけ、ふと後を振り返ると、ナントらんちゃんがこちらをうかがいながらくるくる回っているではないか!
とにかく抱いて家へ連れ帰ったらんちゃんの口元にはうれしい印の大きなよだれの球。
けれどもすっかり野生化したらんちゃん、ご飯も食べずにテレビの裏に走りこんでいっかな出てこない。
そして朝、玄関前に座り込んだらんちゃん、「ココヲアケロ!」と怒ってる。
仕方ない。閉じ込めておくわけにはいかないから開けてやると脱兎のごとく走ってどこかに行っちゃった。
皆さんにもご心配頂いたけどなにしろ生きてることは分かりました。
つやつやと太ってることも分かりました。
寒い夜には又呼びに行ってみますね。