丘状になっている旧市街ガムラスタン、ノーベル博物館前の広場での
クリスマスマーケットは名高い。
観光客で賑わうガムラスタンも、一歩外れれば曲がりくねった石畳の
路地がなんともムーディ。
昨日はリサラーソンの工房のあるグスタフスベリに行ったあと、
船に乗って水の都ストックホルムを運河から眺めた。
まだ3時半というのに美しい夜景。
14の島からなるストックホルム、夏にも来てみたいな。
金曜からはムック取材で、ひと足早いクリスマスマーケットへ。
ガムラスタンも素敵だけど、スカンセンとシグチューナに行くのも楽しみ!
スカンセンはユールゴーデン島に広がる野外博物館。
スェーデン全土から移築された家や農家が昔のままの形で残ってる。
特に楽しいのは工房街の街並みで、それはまるでタシルの街。
12年前に行った時は、閉まるぎりぎりだったから今度はちゃんと見たい。
スウェーデン最古の街シグチューナでは観光局から紹介されたお宅を訪問して
とても楽しかったけど、連絡先が分からないので、今回行けるかな?
奥さんは日本人で陶器やレース編みをして、元パイロットのご主人は
バイオリンやハープを作っていて、なんと古い庁舎のクリスマスケーキを
焼いて待っていてくれたの。
もう一度おふたりに会えますように。
素敵なクリスマスグッズがあれば買ってくるね。
もうずいぶん寒いでしょうから、しっかり防寒対策をしていかないと。
では行ってきます!
江戸の魅力を銀座から発信!
GINZA SIX6階銀座蔦屋イベントスペースで江戸塾開講。
来週水曜、私は江戸塾ならぬ江戸の猫塾を開講します!
奈良・平安時代には上流階級に愛玩される存在だった猫。
平穏な江戸の時代に入って、猫は庶民の生活に溶け込んでいき、
さてさて、猫の一大ブームが巻き起こりました。
絵本作家ではあるけれど、ずっと雑貨業界で生きてきた私。
江戸の猫雑貨に興味津々です。
そしてその最たるものが浮世絵!
裕福な人だけが楽しめるものだった絵を、木版画にすることによって
量産が可能になり、一枚数百円で買えるようにしたその知恵ってすごい。
おかげで浮世絵はアートであると同時に商品、雑貨でもあったのです。
私がメーカーを始めたのは版を彫って、自分の絵を革に転写し、
量産することができたから。
なんだか共通点を感じます。
江戸の猫雑貨である浮世絵やそれをうちわに貼りこんだ団扇絵。
国芳や国貞、そして広重も江戸という素晴らしい時代を背景に
実に楽しい猫雑貨を作っていたのです。
お江戸からダヤンまで、猫にまつわる話を画像とともにお届けします。
開講時間は11月21日18時半から20時。
受講料は3000円、学生は1000円。
どうぞ聞きに来てね!
松屋も終わり、イルフはまだまだ続くけど、今週末の博多で
怒涛のお出かけはちょっとひと段落。
ものすごく劇場原画展の準備にかけてきたから、さてこれから何しよう?
ほんとはいっぱいやることあるけれど、ぼんやりしてしまう。
日曜の柏髙島屋では久しぶりに大野さんと会って、その後猫町でマオさんや
佐藤さんとも会って、また4人で展覧会やろう!と盛り上がった。
昔谷中に住んでいたから、猫町近辺はなつかしい。
4人で’とことん猫版画’を出してから14年。
服のまま千倉の海で泳いだり、阿嘉島でアートキャンプやったりしてからは
もう15年以上たつんだね。
みんなそうだけど、私もずっと同じことやってる。
ま、いいか。こうやって人生は巡る。
気がつけば11月。もうすっかり秋。
土曜には博多阪急の’まるごと猫フェスティバル’に行きます。
五十嵐さんとのトークもこれで3回目かな。
その後はキャナルにもいくよ。
お近くの方は遊びに来てね!
さあ、いよいよ明日開幕。
今設営に来ています。
どんどん立ち上がる立体作品。
ギニョールの役者さんたちも練習と収録に励んでる。
今夜はプレスの内覧会だから、それまでに仕上げナイト。なんて浮かれちゃう。
お昼には中央エフエムのラジオに出てきたから、それも聞いてね。
さて、ダヤンは35周年だけど、初出版からは30周年。
なので、初めての絵本「ダヤンのおいしいゆめ」のコンテや原画も展示。
新作絵本「ダヤンと魔法の本」「なぞときダヤン」文庫「ダヤンとタシルの王子」ムック「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界」図録「ダヤンと不思議な劇場」と新刊も盛りだくさん。
図録と「魔法の本」を読めば、新作の絵がつながってくるよ。
11月号のモエも原画展の特集をしてくれました!