Archive for the ‘未分類’ Category

銀座の猫

土曜日, 3月 8th, 2008

長年続いている雑誌「婦人公論」の取材で、銀座の猫探訪へ行ってきました。
「銀座に猫いるかなあ?」ちょっと心配なので、時間をちょっと早めてもらい、9時に三愛ビルのコイコリンで待ち合わせ。ご存知ですか?コイコリン。ごろべえとのんきというまったくかわいくない猫の石像だけど、なでると恋がかなうんですって。
「とにかくこれは銀座の猫ですから」ナマ猫が見つからなければ、ごろべえに登場いただくとして、とりあえず七丁目方面へ。松坂屋裏通り、駐車場でナマ猫、第一号発見!ビルとビルの隙間でダンボールから顔を出した’箱入り娘’をスケッチ。それから立て続けに二号三号・・いやあ、いるもんですね。結局一日で猫十五匹描いちゃった。
やっぱり猫がいるのは安全な路地裏ね。お稲荷さんがある辺りに猫がいるケースが多いのも、面白い発見。猫探すついでに、一味違う銀座の顔が見られて楽しかった!
銀座で猫を探すなら、4月22日号の「婦人公論」をごらんあれ!
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終わった

金曜日, 2月 29th, 2008

ついに終わった。三年がかりの「路地裏ねこ歩き」!
といってもずっと取り組んでいたわけでなく、行きたい時に出かけてただけ。本気で四つに組んだのは今年に入ってからで、まず文章三昧の日々が続く。スケッチはもう描いちゃってるからね。行った時に文も書いておきゃよかったとどんなに悔やんだことか。でも改めて行った所を調べたりして、小さな頭はうんちくではちきれそう。
文が終われば地図三昧。架空の地図は楽だけど、実際に歩く地図は難物だ。でも何とか分かりやすく楽しくと、心をくだくのは、それはそれで楽しいもので、結局私は三昧の境地が好きなんだね。
三昧を終えた時の充実感ときたら、腹いっぱいご飯を食べた後のようだ。特に今は遅い昼飯に行ってきた直後だし。おりしも今日は2月29日。今日という日は4年後にならないとやってこないのだから、感激もひとしおだ。ところで今日が誕生日の人ってどうなるの?4年に一度しか年取らないんだとしたら、得だよねー
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2月22日は猫会議だよー

金曜日, 2月 22nd, 2008

それはなんと今日ではありませんか!わちふぃーるどでは猫たちがこぞって猫の島に集まっているはず。
そしてアルスのわちふぃーるどでは?今年はちょっと趣向を変えて、パリで開かれる「世界こねこ会議」への参加子猫をみなさんに選んでもらうことにしました。4月には選ばれた子猫と一緒にパリに行くよ!投票してくれた方には「世界の子猫缶バッチ」をプレゼント!おなじみベビーダヤンやバニラの他にもスコtィッシュくん、チンチラちゃん、シャモアちゃん、アビシくん、スフィンねえさん、レックスくん、ペルサンと世界の子猫が勢ぞろい。なに?まだもらっていない?そりゃ、いけないね。今すぐにお店に行こう!今日は猫の日、投票最終日。いいこといっぱいあるはずですよー!
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ホームページが新しくなったよー

水曜日, 2月 13th, 2008

って、これを見てるってことはみんなもう知ってるかな?見やすくなったでしょ。今月特におすすめは「不思議な国の美術館」もうじき発売の「ダヤン256のだいへんしん」が画面の中で遊べるよ。へんてこりんのダヤン楽しんでください。今私は急ピッチで「ダヤンの路地裏ねこ歩き」仕上げにかかっています。行った所をもう一度調べなおしたりして、時間かかるけど、今になって「なーるほど」が出てきたりして面白い。
週末で舞子とカフェが出て行って、そのかわり毎晩らんちゃんうちで寝てる。すっかり太って、プトプトおなかを揺らしながら歩いてます。
明日は木ノ花美術館。5月には10周年のお祝いをバーンとやります。そっちも楽しみにしていてね!
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熊ちゃん!さよなら

水曜日, 2月 6th, 2008

でっかい体で、あんなに頑丈そうだったのに・・あんまりお酒を飲むからだよ。ドマーニが好きで、時々マタギの熊ちゃん。たらの芽パーティでは熊肉や猪肉を鍋いっぱい持って来てくれて・・「うちの方じゃあぶって食うに」とカマドウマを食べたのはいかさないけど、赤い手ぬぐいはいかしてたよ。「こんなんしたことないに」と洗い物もしてくれて「ハハハ、アライグマ」って笑ったら、たれ目がますますたれて、なさけない顔したね。ボブはあなたのこと「クレージーホース」って呼んだっけ。あんなにお酒を飲むから、いくら熊ちゃんだってたまんないよ。でももういいよ。いくらお酒飲んでも。天上の美酒を味わいながら、私たちがいくの待っててよ。じゃあ熊ちゃん、さよなら。
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おかえり!らんちゃん

金曜日, 2月 1st, 2008

寝室の戸を開けてびっくり!ずっしり丸くて重そうな猫がふとんに埋まるようにして、眠っている。さっきあんかをつけた時はいなかったのに、あんかの真上に当たるところに乗っている。「らーんちゃん!」思わず呼びかけて、でも起こさないようにそっと戸を閉め、「らんちゃんが寝てるよ」夫に報告。又ふたりで見に行った。「おかしいね」「寒かったんだな」「でも今までどこにいたんだろう?」このところ、ちょくちょくらんちゃんは姿を見せていた。朝も居間にちゃっかり座っていて、触ろうとすると、さっと逃げ、テレビの後に隠れて、出かけている間に姿を消していたのだ。いよいよ寒さがつのって、うちへ帰る気になったのかしら。
来週辺りから舞子がひとり暮らしを始めることになっていて、カフェも連れて出て行く。カフェとらんちゃんの相性が悪いから、カフェいなくなったららんちゃん、ずっとうちにいるかな?うちにいてよ。猫一匹もいなくなったら、さびしいもん。
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ハッピィバースディ!

金曜日, 1月 25th, 2008

その日は朝から雪。夕食は家族と晩餐の予定だったけど、忙しかったし、寒そうだったので、昼はアトリエ備蓄のカップ麺でしょぼくすませ、小腹が減ったなあと思う夕暮れのこと。「ちょっといいですか?」と声を掛けられて、部屋から出たら真っ暗な中「ハッピィバースディ?」と歌声が!びっくり!不意打ちだったわ。うれしい!ろうそくの灯り、思い切り吹いて、ケーキの粉散らばしちゃいました。夜は月もきれいで、年ひとつ取っちゃったけどやっぱり誕生日っていいね。
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二十六巻読みきったー

月曜日, 1月 21st, 2008

ご存知ですか?アンジェリク。S・Aゴロン作の小説で17世紀、ルイ14世のフランスを舞台に、パリの裏町で乞食と共に暮らしたかと思えば、ベルサイユで綺羅を飾り、果ては地中海海賊の奴隷となり、モロッコの王宮から砂漠への逃亡。そしてインディアン華やかなりし、新生アメリカへ渡って、新天地を築く世にも美しいアンジェリクの物語。26巻という長編の中の長編です。
長編好みの私にとってもこれほどの長編はめったにない。表紙がいかにもベルサイユなのはいただけないけれど、訳者が井上一夫です。87分署の井上一夫。訳者っていうのは、私、信用しているの。仕事とはいえ、趣味の合う本を訳しているでしょうからね。思い切って読んでみた所、これが面白いのなんの。いや、この二ヶ月ばかり、ホント楽しませていただきました。電車でどこかに行くのだって、この本があればどんとこい。ま、荒唐無稽の話ではあるけど、アンジェリクが強いのよね、精神が。出てくる男もいい。時代背景も面白い。でもなんたって長いから、妹なんか図書館で借りるのがいやで、オークションで買ったのに途中で挫折したみたい。私は飽きなかったけどなー。終わっちゃって残念!
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うれしい!

火曜日, 1月 15th, 2008

ひと仕事かたづいたー!ばんざい!
「ダヤン256のだいへんしん」と「ダヤンから256のおめでとう」最後の絵を描き上げると同時にデザインダミーが上がってきました。今はどんどんデータで送れるから、こうして、スタスタものごとがすすむのねー。進歩っていうのは慌しいばかりじゃないね。いいこともあるね。今度のはとっても変わった絵本。まだぴったりと合わないところもあるけど、めくって、めくって、どんどん絵もお話も変わっていく愉快な本だよ!2月20日で「ダヤンのおいしい夢」から20年。復刻と同時出版を目指してて、てっきり間に合わないと思ったけど、間に合ったー。うん、こうしてひとつづつ、目の前の仕事を片付けていくんだ。そうすれば出来ないことはないんだ。熱烈にね。淡々とね。さあ、次の仕事へゴー!
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初仕事はキコリ

月曜日, 1月 7th, 2008

あけましておめでとうございます!今年もいいこといっぱいありますように。
蓼科に諏訪の友だちがやってきて、正月早々きこり仕事で年が明けました。「蓼科に桜を」というプロジェクトで、カラマツを切り始めたのですが、てっぺんが枯れかけたのやら、あまりに密集している所やら「これはもう切らないとだめずら」とだめを出されたカラマツがどんどん切リ倒されていきます。御柱で慣れたその仕事振りはあざやかで、遠くの木へとロープを張って、滑車を使い、倒したい方角へ木を倒していきます。とにかくカラマツは背が高い。はるか梢を揺るがし、周囲の木々にもたれかかり、ついにドッシーンと倒れていくのはかなりの迫力です。私もなたで枝をはらったり、木を運んだり。それにしても外仕事というのは気持ちのいいものです。私がその場描きスケッチにこだわるのも、得意な分野の外仕事だからかも。
今日からアトリエで内仕事の始まりです。12日からは恵比寿のギャラリーで版画展が始まります。どうぞお立ちよりください。
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