版画加筆パフォーマンス

12月 7th, 2015

今年も12月9日から16日まで日本橋丸善で版画展を開催。

12日土曜にはサイン会の後は2回目となる版画加筆をやります!

今回は銅版画に水彩絵の具で色を差す。

細かくて暗めのエッチングに色が着くと、急に華やいでくるよ。

雁皮紙(植物から作られる和紙)を貼ってある作品にもこの間やってみたら、

きれいに色が入ったので、雁皮仕様の版画もOK。

新作版画を含めたたくさんの版画展示とともに今回は新作絵本

「ダヤンとうさぎの赤ちゃん」の中から抜粋した原画も展示

伝統と新しさで人気の日本橋をお散歩がてら、ぜひお出かけください!

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池田家猫事情

12月 3rd, 2015

スペインから帰ったら、又チビが我が家の猫として住まっていた。

「あら、どしたの?」と聞くと

「仕事から帰ったら居間をネズミが大威張りで歩いていてさ」と夫。

チビは娘のうちの猫だけど、病もちの黒猫もいるので、時々うちに預かっていた。

出かける前「パパが寂しいかもだからもう少し置いておこうか?」という申し出に

「ひとりで猫の心配なんかしたくねえ」と夫はきっぱり断っていたのだ。

ネズミが出た翌日、めったに行かない娘の家に自分でチビを取りに行ったらしい。

ずいぶん勝手な話だけど、猫がいてうれしい。

チビは甘えん坊で夜中に寝床に入ってきて「なでて、なでて」と手の中にぐりぐり

顔を突っ込んでくる。

かわいいね!

でも猫の居ぬ間に、居間でわがもの顔のネズミもちょっとかわいい・・

ネズミには気の毒だけど、猫の居る暮らしはやっぱりいいな。

チビには寒い冬中うちにいて、布団をあっためてもらいましょう!

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ただいまー!

11月 20th, 2015

スペインから無事帰国しました。
その後パリが大変なことになって、被害にあわれた方は本当にお気の毒です。
帰ってからはたまった仕事で大忙し。
その間をぬって、久しぶりにアニメの声優さんや監督、プロデューサーのみなさんと
屋形船でお疲れさま会をやりました。
そしてみなさんにステキなお知らせ。
今年もヨールカナイトシアターを開催します!
時はヨールカの扉が開く12月17日19時15分開演。
上映館は新しくできた109シネマズ二子玉川。
「ダヤン日本に行く」を一挙上映だよ。
ダヤンの島本さんはじめ声優さんもいっぱい来てくれるはず。
そしてジタンの平山さんが主題歌を歌ってくれるよ。
詳しい情報はダヤン公式を見てね。
みんな揃ってお待ちしていまーす!
16日からはコンビニでもDVDのセレクト版がスケジュールとセットで
とってもお得に販売中。
今週末には伊勢の小俣図書館で講演会。
まだまだ忙しさは続きそうだけど、あんなに長いこと旅してきたんだから仕方ないね。
それにしても日本のご飯はおいしいわー。
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ポルトガル記

11月 9th, 2015

さてもう旅も終わりに差し掛かり、今夜はリスボンからマドリードへ夜行列車で移動する。
七つの丘のリスボンは急坂をゴトゴトギイギイと市電が走るとても風流な街。
建物の影に潜んでいた黄色いエレベーターが急に現れたりしてビックリ!
一日券を買えば地下鉄も市電もエレベーターも何度でも乗れるから、
登ったり降りたりをいっぱい楽しめる。

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足を伸ばして、城壁に囲まれた美しいオビドスと海辺のナザレにも行ってみた。
ナザレの女の人はいまでも伝統のスカート重ね履きと聞いて、見たいなーと思ってた。
そのひとりを見つけてスケッチしたら、ナザレのマリアとして名高い伝説の干物屋さんだった。
6歳の時からもう90年も干物を作り続けているそう。
市場ではブランドとしての袋に入れ、誇り高く売っていてご馳走になった。
久しぶりに食べるアジの干物美味しかったー!

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スタッフ通信_スペインの思い出

11月 5th, 2015

池田先生は今頃スペインを後にして、ポルトガルで絵描き旅中!

そこで、ちょっと古いですが海バスクの思い出を。
ベルメオという小さな漁村でのひとコマです。
同行の編集者さんがナイスショットを撮ってくれました。
どこへ行っても何故か?猫に愛される先生。
せっかくのスケッチブック、どこ吹く風のベルメオ・キャットです。

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アンダルシアでキノコ狩り

11月 3rd, 2015

コルテス デラ フロンティーラという小さな村に住むいくこさんのアテンドでアンダルシアの田舎暮らしを体験した。
バル巡りでは呪文を唱えながら作るお酒を飲んだり、ハロウィンのお化粧をした子どもたちを描いたり。
10年に一度、皮をはぐというコルクの森は清々しい。
昨日は村主催のキノコ狩りがあるというので、張り切って参加した。
キノコ狩りというよりキノコ研究会で、前夜にも勉強、採り終わっても食べると思いきや、ナイフで半分に割って解説するなど、全て勉強材料に使ってしまい、キノコ鍋もない。
キノコを食べたくて堪らないところに折良くバーベキューのお誘いがあり、私もついて行った。
あー、そこで食べたキノコの美味しかったこと。
何も調理せず、薄いスライスしたキノコをオリーブ油と塩をかけ回して食べる。
あんまりおいしかったので、要望に答えて描いた絵を差し上げた。
今夜はハロウィン。死者が帰ってくるというお盆に当たるので、お墓は白く磨かれて、きれいな花で飾り立てられている。
仮装パーティも見たかったけど、明日はポルトガルに行くので、ロンダに帰らねばならず残念ながら断念。
9時になってもまだ始まらない。
アンダルシアの夜は長い。

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トレドとロンダのパラドール

10月 29th, 2015

古い建物を整備した国営のホテルパラドールは立地、建物、部屋とどれを取っても素晴らしい。
一日しかスペインに居られないなら、迷わずトレドに行け!と言われるトレドのバラドールはタホ川をはさんで街の対岸にあり、そこから眺める旧市街は本当にステキだ。
グレコの真似して、ダヤンに衣装を着せてみた。
お風呂にはジャグジーも着いて、温泉気分。
片や凄味のあるロンダの断崖に建つパラドールも負けず劣らず絶景。
この断崖の上、ヌエボ橋の両側に旧市街と洒落た新市街が広がっている。
地震のない国ってすごいね。

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コンスエグラのサフラン祭り

10月 27th, 2015

トレドからバスで一時間ほどの街コンスエグラはドン・キホーテの風車でも名高い。
祭りの概要は行くまでさっぱり分からなかったけど、
どうやらコンクールが主な催しのささやかな祭りだった。
でも川沿いで行われる料理コンクールで、地元の人たちが混ぜてくれて、
ビールやワインをどんどんつがれ、ミガスやカスティージャスなどの料理も
振舞われてすごく楽しかった!
絵を描けば大喜びしてくれ、とてももてた。
このままでは酔っ払って大変なことになりそうだったので、自制して、
サフランのおしべをいかに早く綺麗に取るかのコンクールを見に行った。
無事トレドに帰れて、あー、よかった!
今日からスペインの夏時間は終わり。
あんなに暑かったアンダルシアも寒いかな?

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古都トレドに到着

10月 23rd, 2015

ふうちゃんもムックの取材チームも帰って、又ひとり旅。
バルセロナではガウディ三昧。
ガウディって凄いけど変で、その変を容認したグエルさんや
周りの人たちもえらい!
昨日は足を伸ばしてフィゲラスまで、ダリの劇場美術館を見に行った。
ガウディ、ピカソ、ダリ。感覚がちょっと似ているところがある。
私のスペイン語は案外通じてありがたい。
なんたって忘れ物が多いのだ。
カフェに切符を置いてきたり、キンドルを布団の中に忘れたり。
その後始末やタクシーの運ちゃんとの世間話などに役立っている。
言葉が話せるって小さな翼がはえたみたい。
トレドに着いた!
ホテルのベランダからの素晴らしい眺望。

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スタッフ通信_スペインのコミダ!

10月 18th, 2015

前回のスタッフ通信で、「コミダ気になる!」とか
「コミダ食べたい!」とか、書き込みいただきました!
が、コミダは「食べる」という意味で、食べられません。。
ごめんなさい!!

おわびに美味しい写真を2枚!!
一枚は、ゲタリアという漁村の名物のタコ「プルポのoil焼き」
そして、大都会ビルバオのピンチョスをどうぞ・・

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