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終わったぞー

水曜日, 2月 15th, 2006

ついにクレイボードすべて仕上がり「ダヤンとフールスディ」の入稿を果たしました!
思えばこのブログ第一号も「やったやった」の題で「ダヤンと風こぞう」の入稿から始まったものでした。
あれは10月だったかな。他の仕事もあるにしてもほぼ4ヶ月。
その間、悲喜こもごもの出来事がありました。
激動の4ヶ月で結構辛い時期だったけど、今は本が終わっただけじゃなくいいことがあってすごくうれしい。
この長い人生で学んだことはうれしい時には迷わず喜んでおくこと。
だってその後悪く転んだにしても思い切って喜ばないと損だもんね。
このところ暖かくって春も近づいた気配。
いいことずーっと続くといいなあ。
新作絵本どうぞお楽しみに。今度の絵本の影の主役はイワンだよ!
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今度は制作ご紹介

木曜日, 2月 9th, 2006

革製品を企画して作っているのは制作部。
自社工場もあって革小物のほとんどはメイドインチャイタマなのだ。
一階の棚には皮がどーんと積まれ、裁断機や熱押し機が並んでいる。
三階ではミシンがシャカシャカと小気味の良いリズムをとって、木槌を打つトーントーンという音は四階で仕事をしていても聞こえてくる。
私の大きい方のアトリエの向かいの部屋ではデザイナーが賑やかに仕事をしている。
制作はデザインだけでなくまさに実際の制作もしているわけだから座ってばかりでなく皮を運んだり裁ったりと結構重労働だ。
だからというわけではないけれどずっと男性メインだった制作部。
ひとりはもうじき新しい人生に踏み出していくことになっていてそれは淋しいことだけど、他の部署からも制作に加わって今年からは新生制作部の発足になる。
職人かたぎの男性に女性パワーが加わってわちふぃーるどの革を守っていきます。
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アトリエちょっと落ち着いた・・かな?

金曜日, 2月 3rd, 2006

引越しから一週間。足の踏み場はうんと出来た。
引越しの間中私は外出してるか彫ってるか。
ちっとも手伝わなかった。手伝いたくなかったわけじゃなくて忙しかったの。
忙しいのは私だけじゃなくて今デザイナーも大忙し。
仕事も詰まってる上に春の内見会(取引先に新商品を見せる会)も迫ってる。
おまけに引越しときてるから、すべてを片付けてる暇もない。
その合間をぬってちょっと皆様に自己紹介。
こんなメンバーで雑貨とアパレル作ってます。
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日曜日に

火曜日, 1月 31st, 2006

横浜のナイスに行った。もう26年続いている革製品の店でずっとわちふぃーるどの製品を置いてくれている。昔は材料も売っていてダヤンが出る前からのおつきあいだ。
そのお店が一月末(今日!)で閉店なので歴代の店長が集まるということになり、私も声を掛けてもらった。店はお客さんで賑わっていて皆残念がっていた。
手作りの皮にこだわってこつこつ作っている人たちを大事にしているお店がなくなるのは本当に残念。
(平塚、茅ヶ崎、静岡のナイスはまだ続いてます)
ナイスばかりでなくうちもそうだけど、風変わりで独特の個性をもつ店舗がこの頃敬遠される傾向にある。
チェーン展開をしていく大きな店ばかりになっていくのはつまらないよね。
商店街がさびれていくことやビルが皆同じようになっていくことは長い目で見るととても惜しいことだ。
なんてったって商売は文化だから、26年かけてナイスさんも横浜で人の心に残る文化を作って来たということ。
うちもこだわった物づくりを忘れず文化に貢献するつもりでがんばります!
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今日からアトリエは大賑わい

木曜日, 1月 26th, 2006

もうずっと前から決まっていたことだけど、企画室のデザイナーたちがアトリエに引っ越してきた。
さあ、大変!机がずらずら並び、只今の所部屋中がダンボールの山。
足の踏み場がないと人は私の部屋を言うけれど、これはもっとすごいね。
でもこっちは引越しが終われば片付くはず。
私の部屋も本が仕上がれば片付くはず・・
さて今日からはデザイナーとの共同アトリエ。いかなることにあいなるか。
とりあえずコンピューターの使い方を教えてもらえるね。
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彫って彫ってまた彫って

金曜日, 1月 20th, 2006

毎日毎日彫りに彫っている。
すべての絵を白と黒に置き換えていくのは難しいけど、面白いといえばこんなに面白いことはない。
もう家に帰ってテレビを見ていても人物などを白と黒に置き換えている。
だんだん慣れてきていてもどうしたらいいかパニックになることもある。
それでガシガシ闇雲に彫って、案外思わぬ効果があがったりもする。
ニードルのようなクレイボード専用の刀の他に皮版画で使っている彫刻刀も使うようになった。
うまくいっている・・と思う。もう三分の一を越えた。
来週は折り返し地点だ。なんとか間に合うといいが。
終わると手は刀を持ったまま固くなり、顔は鬚がはえたようにくわんくわんになっている。
綿のように疲れ、毎日夢も見ずに眠る。
早く終われ!と思うと共にいつまでも終わるな!と思う。
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「リアル」は面白い!

火曜日, 1月 17th, 2006

美容院に行くのは密かに好きだ。ちやほやされつつ公然と本が読めるからね。雑誌は苦手なのでいつも単行本を持っていくのだけど行きつけの美容院が漫画を置くようになった。
そこで読んだ「リアル」のなんとすばらしいことか。井上雄彦の絵は「バガボンド」でもすごかったけど、これはストーリーも登場人物もいい。あさのあつこの「バッテリー」を思わせる意地とプライドのある若者たち。漫画もここまで来たかって感じ。みなさん、どんどんいい漫画を読みましょう。
そしていい音楽も聞こう!このブログで紹介してきた「タシル 風バンド」のインターネットリリースが始まりました。1月は無料でダウンロードできるそうです。「くり子」で検索をかけると出てきます。http://www.mf247.jp/だよ。
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2006年は創立30周年なのだ

金曜日, 1月 13th, 2006

わちふぃーるどの袋にestablished1976ってあるでしょ。あれは初めてわちふぃーるどがメーカーとしてギフトショーに出た年。その3年位前からオリジナルの皮小物を作ってたけど、一社だけに納めていた。でもそこが倒産していよいよメーカーデビューをしたのが1976年なの。
その頃のギフトショーは小さくて、確か思い切って二ブース借りたと思う。当時から私は商売の場と作品展示の場をいっしょくたにしてて、張り切っていろいろ作ったのを思い出す。懐かしいなあ。評判も良くて次の日目が覚めてもまだ興奮してた。
あれから30年ってことはまだ20代。月日がたつのはあっという間です。
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市場もいっぱい

金曜日, 1月 6th, 2006

南大門、東大門、とにかく市場の熱気はすごい!
なにしろ、5時までやってるというから驚くではありませんか。
しかも夜中を過ぎると問屋に早代わり。小売店のカードを持っていくと卸値で買えるそうです。
いいシステムだよね。だけどいつ寝るんだろう?
韓国のお買い物パワーにはたまげます。
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韓国わちふぃーるどの巻

金曜日, 1月 6th, 2006

行ってきました!わちふぃーるど。
行って来たどころかサイン会までやりました。
「イラスト」という雑誌の取材もあって6ページ載せてくれるそうです。
近くに女子大があるせいか、若い女性が多くて手作りのカードやプレゼントも頂きました。
どうもありがとう。カムサハムニダ。
品揃えはあまり豊富でないけどかわいいお店で、奥さんや娘さんの手作りも置いてあります。
店主のキムさん一家はとてもいい人たち。古い街並みや王様の別邸を案内してもらいました。
賑やかな通りにあるからソウルに行ったらちょっと寄ってみてください。
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