蓼科の近くの八子ヶ峰に登った。でもまだまだすごい雪。かなりの急坂をズボズボ登った!長靴を穿いてきて良かったよ。
八子ヶ峰の天辺には、アルビレオという素晴らしい眺めの山小屋がある。360度空を丸く見晴らせるのだ。今回の撮影のテーマは空。誂えたような快晴で、横塚さんのシャッターも絶好調!
八子ヶ峰を降りて、夕陽を撮りに富士見台に。一時間くらいの間に、刻々と変わっていく空。自然ってまるでアートだね!
この取材の写真や記事は、モエの7月号のダヤン特集に載るよ!おたのしみに。
今週でふたつも チャリティコンサートのお誘いがあった。
音楽の人はすぐにできていいねーと思うけど、絵描きだってできる。
ギャラリーマールと松屋の二箇所でチャリティ展覧会に出品することになりました。
マールは5月三日から八日。
松屋は4月二十日の特設会場と4月27日から始まる「島田ゆか&ユリア・ヴォリ展」で開
催する予定です。
どちらもたくさんの絵本作家が出品するよ。
来て 見て 買ってね。
モエのホームページでもいろんな作家が応援色紙を描いているよ。
私も描きました。
自分にできることをやるのはうれしいね。
仙台の友人を通じて気仙沼の方が「避難所の人たちが下着や靴がなくて
とても困っている」との知らせがありました。
地口の長袖Tシャツを寄付したいという話があったので、Tシャツや枕
それに再度パートさんに募って、あったかものや靴の募集を開始。
うちは女の人が多いから、その辺の対応は超早い。
支援物資送りたい人はたくさんいて、物がなくて困っている避難所もまだまだ多い
のに、つないでくれるパイプがしっかりととのっていないのは困ったことです。
気仙沼の方もたくさん集まりすぎると対応しきれないからと。行政に聞いてみたところ
「物資はもう足りています」と言われたんだって。
足りていないのにね。
その方は怒って、自分で避難所を回って、すべて配ると腹をくくったそうです。
ありがたいよね。
もっと行政が、市町村も忙しいんだから、政府がしっかりしてほしいものです。
昨日はまた大きな地震がありました。
被災地に大きな被害がないことを祈っています。
今度の震災で日本という国をほんとに見直した。
今の若いこは覇気がないなーって思ってたけど、とんでもない。
私が特に感動したのは、津波がきたときに
中学生ひとりが 小学生ひとりづつの手を引いて高台へ 高台へと逃れたこと。
「きみたちは救われる方じゃなくて、救う方になるんだ」
小学校と隣り合わせにたっている中学校に防災教育に来た先生に言われた中学生は
しっかりそれを守った。
先生は自分がそんなことを言ったために、中学生までが逃げそこなったのではないかと
ずいぶん心配したらしい。
そんないい話が宝石のように被災地にうずもれている。
辛抱強く冷静に危機に対応する日本人の姿は海外からの評価も高いと聞くと
すなおにうれしいし 日本に生まれたことが誇らしい。
?今日で三週間。
原発と戦う方々も避難所で不自由をされている方々も、報道されないところで
苦労している方々も本当にお気の毒だけど、もう少しがんばってください。
私たちにできることは ACがもういやになるほど言ってくれているけど、
できるだけ普通の暮らしをしながら 支援していくことだと思う。
?わちふぃーるども支援活動始めました。
直営店では今日から義援金の募金箱を設置しています。
ホームページには書かれていないけれど、関西地区の阪神百貨店や天満屋アルパーク
店でもスタッフに声をかけてくだされば、百貨店の募金箱にご案内します。
支援Tシャツやステッカーも作っていくつもりです。
どこにも春が早く来ますように。
ボルネオから帰ってすぐに、自分でもなにかしたい!
被災地に対してできることはないかしら?と胸がさわいで
『がんばれ ふるさと』という応援の絵を描きました。
これから募金箱に貼ったり、いろいろ支援のために使ってもらおうと思っています。
このふたつだよ。
震災から二週間。
被災地の方の我慢も限界だと聞くけれど、なんとかがんばって!
放射能汚染とされて農作物の出荷停止になった農家も本当に気の毒です。
暫定基準値っていうのはうんと低く設定されているようで、ほうれん草は80キロ食べても
大丈夫とテレビで言っているのを聞くと、『ではなぜ?』とやりきれない気持ちになります。
水道水を飲まない方がいいとされたのも乳児が対象なのに、念のためか水はどこでも売
り切れのようです。
もう念のためはやめようよ。
そうしないと買ったほうがいい人が買えなくなっちゃう。
大人はじゃんじゃん水道水飲みましょう!
そして暮らしが平常に戻った人は、つとめて平常の暮らしをしましょうね。
昨晩遅くボルネオから帰ってきました。
ずっとジャングルにいたので テレビもなく新聞もなく
入ってくる情報は日本からのメールだけ。ただ気をもむばかりでした。
朝方まで一気にそれまでの新聞を読んで、災害のあまりにも悲惨な爪あとに
なんといっていいか分からないほどの気持ちで 胸がいっぱいになりました。
亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。
そして被災した方々にお見舞いを申し上げます。
雪の降る避難所はどんなにか寒いでしょう。
どうぞがんばってください。
昨夜 飛行機から見た東京はいつもよりずっと暗く、家に帰っても暗く
今日はアトリエでも暗いのですが、それはみんなで協力して節電しているから。
そういうところ日本人っていいよね。サイコーね。
ボルネオでも会う人はみな心配してくれていました。
海外からもぞくぞくと心配のメールが届いています。
私たちがついてるよって書いてくれています。
何ができるわけでもないけれど 私も被災地の方々に伝えたい。
私たちがついてるよ、応援しているよって伝えたい。
又ですか・・と言われるかもだけど、来週からボルネオに行ってきます。
今度は主に絵本のため。
森の音を うんと聞いてこようと思ってる。
もちろんダナンバレーにも行くけれど
今回楽しみにしているのは タビン野生動物保護区。
タビンでは 森とパームやしのプランテーションの境目が見られるんだって。
だから動物たちはパームやしの実を食べに、プランテーションにも入っていき
その動物を追って もっと大きな動物が入っていき
更にそれを追って 猛禽類も入っていくそうだ。
マッドボルケーノには象も来るらしい。
象見たい。象の足跡見たい。うんこも見たい。
楽しみです。
キナバタンガン川では『ダヤンの森』予定地も見てくるつもり。
ゲットできたら、秋にはみんなで行こうね!
では いってきます。
まだ長い絵は続いている。
やっとパステルの部分を塗り終えた。
パステルでは空や森の部分は仕上げまでやるけれど、登場人物などの細かいところは
下塗りだけ。
だから途中段階では先が見えず、つらい。
ラジオを聴きながら、ガマンしてひたすら塗りこむ。
さあ、今度は色鉛筆やパステル色鉛筆での仕上げだ。
これは楽しいぞ。
左側から仕上がっていく。
うん、なかなかいい。
これはいい絵になりそうだ。
ほくそえみながら描いていくのは、まったくもってコタエラレナイネ。
今日はちょっと中断して、新しい絵本「森の音を聞いてごらん」の話を考えた。
考え始めは迷い道。
再来週からまたボルネオの森へ。
帰ってから、ちゃんと仕上げるんだから、ちょっと気は楽だね。
父を悼んでくださる たくさんのコメントありがとうございました。
とても父らしい、いい葬儀でした。
いろいろなことが終わり、今週から通常の仕事に戻っています。
ほんとなら、先月に描き上げるつもりだった長い絵に いよいよ取り掛かることに。
ここのところ、本気のくどい絵を描くのは久しぶり。
久しぶりだと、えーっとどうやって描くんだっけ?と描き始めはとまどっちゃう。
場面も登場人物もたくさん出てくる絵は、ガマンが大事。
だいたいでいいかっていう怠け心を押さえつけて、
お尻の穴を引き締めて描かないとならない。
しかも散らかるのよねー。
パステルも色鉛筆も全部出してあるから、油断すると引っくり返るし、机の上は粉だらけ。
ルンバくんみたいなお絵かきロボットがいるといいんだけど。
まあ、そうなったら仕事もなくなっちゃうからがんばって描きましょう。
これはモエ七月号の綴じ込みになる予定です。
どうぞお楽しみに。
戦地から帰る船の中で、父は国に着いたらすぐに結婚しようと決意したそうだ。
そのころ教員をしていた母と父の姉が知り合いで、話はとんとん進み、結婚が決まった。
はじめてのデートの待ち合わせは五反田の駅。
「おれが柱のかげに隠れてみていたらさ、
お母さんはスキップして踊りながらやってきたんだ」
ハンサムな父に母は惚れ、父は全面的に母を頼っていた。
「お母さんの作る飯はほんとにうまい。それにこれが早いんだ」
臆面もなくほめる父の言葉を母はコロコロ笑って聞いていた。
祖母を引き取り、病気の伯父の面倒を見ながら、一日も休まず国鉄を勤め上げた父。
お酒も飲まず、タバコも吸わず、こどもの頃の父は謹厳実直そのもの。
祖母を看取ってからは、母と世界中を旅して回った。
でも不慮の事故で母がいなくなって・・
お父さん、あれからあなたの心の迷走が始まったね。
去年、マイコの結婚式でスピーチしてくれた結びの言葉は
「じゃあね」
今この言葉をこちらから。
「じゃあね、お父さん。
あっちでお母さんと仲良くね。
きっと今度はお母さんが雲のかげに隠れて、身軽になったお父さんがフワフワと登ってく
るのを見ているよ。
お母さんと会ったらさ
『おまえが急にいなくなるから、おれはほんとに大変だったんだ』
って文句をいいなよ」
母から20年、入院後、一旦よみがえってから後はあまり意識もなく、苦しみもさほどない
まま、父は逝きました。
今週はじめは 東京駅付近で「わちふぃーるど」春夏の内見会。
このところの病院通いもあって、毎日電車に乗っている。
思えば今までの私って、ホントに歩かなかった。
絵を描く仕事も文を書く仕事も坐業でしょ。
鶴瀬の工場に行くときだって、もっぱら車だし
近くのアトリエに通うのだって、電動自転車なんかに乗っちゃって。
なにしろうちには車輪がたくさんあるからね。
車輪に頼った暮らしだったの。
だけどこの間、骨折の検査に行ったとき
「骨密度がちょっと低い。骨を作るには食べることと歩くことです」
先生に説明されて、「な?るほどね」と納得。
そもそも体が大きかったり、太っていたりすると骨にかかる負担が大きいから、骨が丈夫
になるんだって。
で、肩の骨が折れやすいのは、骨の負担が少ないから弱いんだって。
ほら、他の骨は頭とか重いものを支えなきゃならないけど、肩の骨は手をぶら下げてるだ
けでしょ。
骨にはどんどん負担をかけなくちゃいけないんだよ。
だから歩くこと。じゃんじゃん歩くことが必要なんだって。
と言われても、まだウオーキングをはじめるには至らないけど、できるだけ電車に乗るよ
うにしています。
電車に乗れば、必然的に歩くから。
本も読めるしね。
本に夢中になって、二回に一回は乗り過ごして、降りる駅を通り過ぎちゃう。
でもそれだって、歩くチャンスが増えてラッキー。
体にポイントが貯まるようなものと思えば、いい気分。
あさって日曜は怒涛の書店サイン会のラスト、新横浜の三省堂です。
その後はららぽーとにも行きます。
もちろん電車でね。