でっかい体で、あんなに頑丈そうだったのに・・あんまりお酒を飲むからだよ。ドマーニが好きで、時々マタギの熊ちゃん。たらの芽パーティでは熊肉や猪肉を鍋いっぱい持って来てくれて・・「うちの方じゃあぶって食うに」とカマドウマを食べたのはいかさないけど、赤い手ぬぐいはいかしてたよ。「こんなんしたことないに」と洗い物もしてくれて「ハハハ、アライグマ」って笑ったら、たれ目がますますたれて、なさけない顔したね。ボブはあなたのこと「クレージーホース」って呼んだっけ。あんなにお酒を飲むから、いくら熊ちゃんだってたまんないよ。でももういいよ。いくらお酒飲んでも。天上の美酒を味わいながら、私たちがいくの待っててよ。じゃあ熊ちゃん、さよなら。
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熊ちゃん!さよなら
水曜日, 2月 6th, 2008おかえり!らんちゃん
金曜日, 2月 1st, 2008寝室の戸を開けてびっくり!ずっしり丸くて重そうな猫がふとんに埋まるようにして、眠っている。さっきあんかをつけた時はいなかったのに、あんかの真上に当たるところに乗っている。「らーんちゃん!」思わず呼びかけて、でも起こさないようにそっと戸を閉め、「らんちゃんが寝てるよ」夫に報告。又ふたりで見に行った。「おかしいね」「寒かったんだな」「でも今までどこにいたんだろう?」このところ、ちょくちょくらんちゃんは姿を見せていた。朝も居間にちゃっかり座っていて、触ろうとすると、さっと逃げ、テレビの後に隠れて、出かけている間に姿を消していたのだ。いよいよ寒さがつのって、うちへ帰る気になったのかしら。
来週辺りから舞子がひとり暮らしを始めることになっていて、カフェも連れて出て行く。カフェとらんちゃんの相性が悪いから、カフェいなくなったららんちゃん、ずっとうちにいるかな?うちにいてよ。猫一匹もいなくなったら、さびしいもん。
ハッピィバースディ!
金曜日, 1月 25th, 2008二十六巻読みきったー
月曜日, 1月 21st, 2008ご存知ですか?アンジェリク。S・Aゴロン作の小説で17世紀、ルイ14世のフランスを舞台に、パリの裏町で乞食と共に暮らしたかと思えば、ベルサイユで綺羅を飾り、果ては地中海海賊の奴隷となり、モロッコの王宮から砂漠への逃亡。そしてインディアン華やかなりし、新生アメリカへ渡って、新天地を築く世にも美しいアンジェリクの物語。26巻という長編の中の長編です。
長編好みの私にとってもこれほどの長編はめったにない。表紙がいかにもベルサイユなのはいただけないけれど、訳者が井上一夫です。87分署の井上一夫。訳者っていうのは、私、信用しているの。仕事とはいえ、趣味の合う本を訳しているでしょうからね。思い切って読んでみた所、これが面白いのなんの。いや、この二ヶ月ばかり、ホント楽しませていただきました。電車でどこかに行くのだって、この本があればどんとこい。ま、荒唐無稽の話ではあるけど、アンジェリクが強いのよね、精神が。出てくる男もいい。時代背景も面白い。でもなんたって長いから、妹なんか図書館で借りるのがいやで、オークションで買ったのに途中で挫折したみたい。私は飽きなかったけどなー。終わっちゃって残念!
うれしい!
火曜日, 1月 15th, 2008ひと仕事かたづいたー!ばんざい!
「ダヤン256のだいへんしん」と「ダヤンから256のおめでとう」最後の絵を描き上げると同時にデザインダミーが上がってきました。今はどんどんデータで送れるから、こうして、スタスタものごとがすすむのねー。進歩っていうのは慌しいばかりじゃないね。いいこともあるね。今度のはとっても変わった絵本。まだぴったりと合わないところもあるけど、めくって、めくって、どんどん絵もお話も変わっていく愉快な本だよ!2月20日で「ダヤンのおいしい夢」から20年。復刻と同時出版を目指してて、てっきり間に合わないと思ったけど、間に合ったー。うん、こうしてひとつづつ、目の前の仕事を片付けていくんだ。そうすれば出来ないことはないんだ。熱烈にね。淡々とね。さあ、次の仕事へゴー!
初仕事はキコリ
月曜日, 1月 7th, 2008あけましておめでとうございます!今年もいいこといっぱいありますように。
蓼科に諏訪の友だちがやってきて、正月早々きこり仕事で年が明けました。「蓼科に桜を」というプロジェクトで、カラマツを切り始めたのですが、てっぺんが枯れかけたのやら、あまりに密集している所やら「これはもう切らないとだめずら」とだめを出されたカラマツがどんどん切リ倒されていきます。御柱で慣れたその仕事振りはあざやかで、遠くの木へとロープを張って、滑車を使い、倒したい方角へ木を倒していきます。とにかくカラマツは背が高い。はるか梢を揺るがし、周囲の木々にもたれかかり、ついにドッシーンと倒れていくのはかなりの迫力です。私もなたで枝をはらったり、木を運んだり。それにしても外仕事というのは気持ちのいいものです。私がその場描きスケッチにこだわるのも、得意な分野の外仕事だからかも。
今日からアトリエで内仕事の始まりです。12日からは恵比寿のギャラリーで版画展が始まります。どうぞお立ちよりください。
どうぞ良いお年を!
木曜日, 12月 27th, 2007忙しい年の瀬
日曜日, 12月 23rd, 2007・・・というわけで、今256通りの絵本、二冊いっぺんに取り組んでいます。来年が初めての絵本「ダヤンのおいしい夢」から20年なので、復刻版を出すと同時に出版したいとの要望に答えるべく、休みも返上です。その他にも路地本の仕上げ、来年のベイビーと机の上は山積み。でも抜かりなく年末の築地場外、そして羽子板市にも出かけてきました。
そして、ここでお知らせ!26日には新宿ラビリンス、ダヤンカフェで「2007年、さよならパーティ」を開催します。「カフェに飾りたいので、お正月の絵を描いてください」とのスタッフの希望があって、どうせならカフェで描こう!そしてパーティも開いちゃおう!ということになりました。絵を描く所を見ながら、特別メニューに舌鼓。一年お世話になった、舌と目に喜んでもらおうとの企画です。でもご存知のように、カフェはとーっても狭いから、限定15名のみのお誘いなの。詳しくはホームページをごらん下さいね。
歌の力
土曜日, 12月 15th, 2007昨日テレビで裕次郎の思い出アルバムみたいなの、やってましたね。裕ちゃんの歌で昔のこと、思い出す人はさぞ多いことでしょう。
私の母が亡くなってからもう16年。年末の風の強い日でした。火事での突然死だったから、惜しくて惜しくて、思い出話で泣き出さなくなるのに10年かかった。だけど、歌はまだまだ、永遠に泣くね。なにより泣けるのは「舟唄」。亡くなる前、母はこっそりカラオケ教室に通っていて、ほとほとオンチだった人がたまげるほど上手に歌い上げ、私たちはビックリ仰天したものです。それは亡くなるほんの少し前。毎年やっているパートさんの忘年会の二次会でした。それから16年間、私たちは「舟唄」を歌ってはおいおい泣きました。今でも泣きたくなると「舟唄」かけちゃう。イントロが流れると潮のように涙が噴き出すんだから、歌ってすごいよね。あと、泣けるのが「会いたい」。工場の収め会でも歌っちゃおうかな。