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どうぞ良いお年を!

木曜日, 12月 27th, 2007

2007年ももう残りわずか。片手で数えられるほどになってきました。寒さも厳しさを増してきたのに、家出猫のらんちゃんがいまだに帰ってこないのがちょっと気がかりではあります。もう今年は帰ってこないかも。でもこの間、うろついているのを発見。生きていることは確かです。
お正月は久しぶりの蓼科でのんびりしてこようと思っています。みなさま、風邪など引かず、どうぞ良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします!
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忙しい年の瀬

日曜日, 12月 23rd, 2007

・・・というわけで、今256通りの絵本、二冊いっぺんに取り組んでいます。来年が初めての絵本「ダヤンのおいしい夢」から20年なので、復刻版を出すと同時に出版したいとの要望に答えるべく、休みも返上です。その他にも路地本の仕上げ、来年のベイビーと机の上は山積み。でも抜かりなく年末の築地場外、そして羽子板市にも出かけてきました。
そして、ここでお知らせ!26日には新宿ラビリンス、ダヤンカフェで「2007年、さよならパーティ」を開催します。「カフェに飾りたいので、お正月の絵を描いてください」とのスタッフの希望があって、どうせならカフェで描こう!そしてパーティも開いちゃおう!ということになりました。絵を描く所を見ながら、特別メニューに舌鼓。一年お世話になった、舌と目に喜んでもらおうとの企画です。でもご存知のように、カフェはとーっても狭いから、限定15名のみのお誘いなの。詳しくはホームページをごらん下さいね。
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歌の力

土曜日, 12月 15th, 2007

昨日テレビで裕次郎の思い出アルバムみたいなの、やってましたね。裕ちゃんの歌で昔のこと、思い出す人はさぞ多いことでしょう。
私の母が亡くなってからもう16年。年末の風の強い日でした。火事での突然死だったから、惜しくて惜しくて、思い出話で泣き出さなくなるのに10年かかった。だけど、歌はまだまだ、永遠に泣くね。なにより泣けるのは「舟唄」。亡くなる前、母はこっそりカラオケ教室に通っていて、ほとほとオンチだった人がたまげるほど上手に歌い上げ、私たちはビックリ仰天したものです。それは亡くなるほんの少し前。毎年やっているパートさんの忘年会の二次会でした。それから16年間、私たちは「舟唄」を歌ってはおいおい泣きました。今でも泣きたくなると「舟唄」かけちゃう。イントロが流れると潮のように涙が噴き出すんだから、歌ってすごいよね。あと、泣けるのが「会いたい」。工場の収め会でも歌っちゃおうかな。
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江ノ島探訪!!

土曜日, 12月 8th, 2007

昨日は江ノ電に乗って、江ノ島から鎌倉へ。
江ノ電は生活ととても近いところを走るのが面白い。
踏み切りの向こうはすぐに神社。今日は一日江ノ島探訪です。
江ノ島、路地から海が見えて、たのしーい!

女ちいたけ

月曜日, 12月 3rd, 2007

路地に取材に行くと、下町のおばさまたちは遠慮なく絵を覗き込んでくる。「あら、地井さんみたい!」と言われることが多い。俳優の地井武男さんは絵もお描きになるとみえて、朝のテレビで「地井散歩」という番組をやっているらしい。人情深川ご利益通りでは「女地井武男」と呼ばれ、葛飾柴又では「女ちいたけ」と異名をとってしまった。きのこみたいで笑っちゃう。でも、スケッチしてる時、覗き込まれるのって案外悪くないのね。おしゃべりなんかしながら張り切っちゃう私って、ほんとパフォーマンス体質。
昨日は編集の人と今まで描いたものをなんとか台割に収め、今週末は小旅行として、「江ノ電」に乗りに行きます。その後、忘年会ツーリングなので、バイクで行って一泊するつもり。今年もいよいよ大詰め。仕事も押し詰まってきました!
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路地裏 猫歩き

土曜日, 11月 24th, 2007

3年がかりで時々スケッチに出かけていた「路地裏、猫歩き」もいよいよ仕上げましょう、ということになった。海外のスケッチだと「今しかない!」と必死になるけど、ふらりと出かけられるところはかえって「まあいいや。いつでも行けるし」となかなか本気にならなかったの。しかし、秋晴れの日なんかに今はやりの路地に出かけてみると、ふらふらしてる人多いのね。男女でわいわいはしゃぎながら歩いているのは、私から見ても人生の先輩。男の人はうんちくを語り、女性はそれに深くうなづいて実に楽しそう。それにしても東京っていい所がいっぱいあるよね。この本が仕上がったら是非歩いてみてくださいな。
そうそうメッセージボードでお尋ねのイワンが弾いてる楽器は「ミュージックソー」「猫歩き」には吉祥寺の大道芸も入ってくるけど、井の頭公園でこの楽器弾いてる人もいるよ。ちょっと悲しげですてきな響きです。
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猫の時計

金曜日, 11月 16th, 2007

私の絵を扱ってくれてる画商さんが、たくさんの画商が集っての展覧会(コンテンポラリーアートフェア)を催すというので、娘が出展することになった。私とは全然タッチの違う浮世絵風の猫の絵で、「地口屋」の元絵だからご存知の方もいらっしゃるかも。
だから、もうかれこれ半年ばかり、仕事から帰ると、毎晩夜中過ぎまで絵を描いているわけだけど、その舞子の猫がおかしいの。カフェレーサーっていう黒猫。舞子曰く「二時になるとね、戸がバーンと開いて、カフェが入ってくるの。それでしばらくいて、どっかに行っちゃうんだけど、今度は三時になると又入ってくるんだよ。それが実に正確でぴったり二時と三時なの。あれ、もう寝ようって誘いに来るんだろうね。誘いに乗らないとかみついたりして、なんかおかしいやら、哀れやら・・」だって。
すごいね!カフェ。なんで時間分かるんだろう?ずっと舞子のこと考えてるのかな。カフェって気はいいけど、臆病でまぬけだから、ちょっとなめてたけど、ホントはすごい猫なのかも。あの偉大ならんちゃんでも時間は分からなかった。らんちゃんにニンゲン時間は似合わないけど。でもちょっとうらやましい。時間ぴったりに呼びに来てくれるほど愛されてるなんて。いいなあ。
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絵本は楽し!

火曜日, 11月 6th, 2007

今、『モエ』12月3日発売号の小特集『ダヤン、サンタクロースの国へ』に載せる見開き絵本描き上げたところ。青ペンのコマ漫画で、銀ペンや金ペンなんかも使ってみた。フィンランドで見つけた小人のトゥントゥとスノゥダヤンのお話だよ。
あとね、同時進行でちょっと面白い絵本作ってます。前にかまぼこやさんからどっさりかまぼこ板を送ってきて、それに絵を描いてくれと頼まれ、どうせなら、変わったの作ろうと思って、かまぼこ板4枚に4分割のダヤンを描いた。表はねずみパン焼いてるダヤン、裏はコンサルティーナ弾いて大声で歌ってるダヤン。組み合わせると16通りになるの。「よし、これを絵本にしてみよう!」と考えて『64通りの絵本』のコンテを作った。「どうせなら、二冊一緒に出したい」との出版社の意向でもうひとつ。『64通りのおめでとう』。これもなんか楽しい。工夫するの楽しいね。このところ、紀行や切り絵といった絵本以外の本作りしてたけど、やっぱり絵本は楽しいよ。金曜日は童美連主催のフォーラム「一日絵本」。絵本づいてる今日この頃です。
そうだ、ホームページの『革工房』の中にアパレルの紹介ページもできました。『新作紹介』をクリックして、『ピックアップ』をポッチンすると出てくるよ。見てみてください。
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ハッピーハロウィーン!

水曜日, 10月 31st, 2007

みなさん、ハロウィーン楽しんでますか?
先週末、ひとあし先にわが社の制作ではハロウィーンパーティを開催。千円プレゼントもやるということで、前日には農協に走り、プレゼントなど調達。夜はごちそうなので、ランチは軽くと、カップヌードルを開けようとしたところ、賞味期限は一年前。でも、私はかまわないの。結局新米にひかれて、炊きたてご飯にしたけど、妹はやはり年度落ちのラーメンを食べて、私ももらったけどおいしかった。
ハロウィーンとは関係ないけど、ここで非難を恐れず言います。賞味期限を書くのをやめて欲しい!このところ、賞味期限改ざんなどの事件が多く、それはとてもいけないことだと思います。だけど、そもそも賞味期限が短すぎるよ。もったいないじゃない。納豆だって、ヨーグルトだって期限過ぎてたってちゃんと食べられるもん。でも売り場では期限が過ぎた食品は捨てざるを得ない。あまりにもったいない。地球上には飢えてる人たちだっているというのに。
だから提案ね。賞味期限という書き方をやめて、「何月何日より、自己責任で願います」とか「これより覚悟の期間」とかするの。あ、生ものは別ね。これからも私は賞味期限撤廃主義を押し通すため、どしどし期限切れに挑戦するつもり。手始めに明日は一年落ちのちゃんぽん食べようっと。
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図書館へ行こう!

火曜日, 10月 23rd, 2007

子供の頃から今に到るまで、図書館は私の行きつけ。新しいことを始めようとする時なんか、並んでいる本の題名を見て歩くだけでもアイデアが浮かんだりする。この頃はインターネットというものがあって、それは便利になったけど、辞書を引くのと同じで、調べたいことのまわりにあるものがつい目に入るっていうのが図書館のいいところ。気は散るけど、考えを思いがけないところに連れて行ってくれるものね。
今度の日曜、28日、長野南部図書館が100歳の記念行事に私を招いてくれました。『ダヤンの絵本づくり絵本』の中から「おはなしのたねの育て方」について話すつもり。それから『雨の木曜パーティ』を朗読するんだけど、その前に図書館いっぱいに雨を降らせようと思って。どうやるかって?それは来てのお楽しみ。興味のある方は是非来てね。私が考えたんじゃないけど、とても面白いやり方があるの。
ちゃんと雨が降りますように。そしてホントの雨は降りませんように。
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