天に向かって枝を伸ばし葉を茂らせる白樫、通称ドングリの木は自由が丘店のシンボル。
そもそもあの木があったから、あの場所を借りることにしたのだけれど、とうとう寿命が来たようです。
根元のところにキノコが生えてその下が崩れているので、樹木医に診てもらったところ「これはもう切らないとダメ」とのこと。
かなりお年の大家さんが生まれたころからあったというから、樹齢百年くらいにはなるのかも。
広々とした場所ならもっともっと育っていけるのかもしれないけどもう根っこが伸びる場所がないんだよね。
あの木がなくなっちゃうのはホントに残念でならない。
自由が丘の歴史は私がわちふぃーるどの物語を作っていく歴史。
写真家でもあったご主人が撮った雪の日の写真があんまりきれいだったので、横の坂道を登ったところでヨールカの扉が開く設定にしたし、アルスでのダヤンの飼い主は私の心の中では大家さん一家。
でも諸行無常仕方ないね。
若木を育ててくれるという方もいるし、樹木再生をはかるとともに切った木で記念の看板やいろいろのものを作れるといいなと思います。
木を切るのは冬がいいというから、来年早々に切るつもり。
コレクションブックの裏表紙に描かれている姿を見られるのは年内いっぱいになるので、どうぞみなさん見に来てね。