段ボールの本を制作の太田くんが革ですごく立派に作ってくれた。
見て!はまっている時計は石川くん秘蔵のダヤンウオッチだよ。
開いたページにはアンビグラムの鏡文字がわち得意の革プリントで描かれている。
まさに革工房総力戦。
これから気のいい大工が看板とライトを取り付けてくれる。
舞台下と本の上に小さなホタルみたいなLEDライトをバババババーっとね。
最後は本と舞台立ち上がりに金文字を入れて出来上がり。
早く仕上がりが見たいなー!
今週末は木ノ花美術館で夏至祭り!
ちょうど今、バイオリニストの野武さんからオリジナルの楽曲が届いて聞いています。
野武さんは長編物語を読み込んで、今回のためにそれぞれのシーンを音楽にしてくれた。
シーンというより登場する者たちの気持ちかな。
例えば
M.6 Tears of the brave
「さよならだって言ったのさ。ここからはきみひとりで行くんだ」
時の魔法を目前にして、ジタンはダヤンにそう告げる。
これまで、どんな時も、誰よりもダヤンに寄り添い、助けてきたジタン。
その勇気で、どんな試練も乗り越えてきた。
たとえ自らが「永遠」という悲しいさだめを背負っていたとしても、それを口にせず、決して涙は見せなかった。
―ジタンの体はもうありませんでしたが、心は穏やかで深い満足に包まれていましたー
そんな本物の勇者が、心で流す涙。
ああ、聞いてもらいたいわ。
物語が思い浮かび、ぞくぞくします。
全部で7曲、どの曲も独特の味わいで素晴らしい!
オープニングセレモニーやそのあともいろいろなところで演奏してくれて、
アートパフォーマンスではすべての曲を披露してくれると思います。
ぜひ皆さん聞きに来て!
ただ心配なのはお天気。
今回は野武さんのダヤンバンドの他にもNYTやマルシェバンドが来てくれるし、
フラワーアーティストの田代さんとTEAM TIKSのみなさんが
フラワーパフォーマンスを披露してくれる。
マルシェはなんと50店舗も出店。
雨が降ったらどうしましょう?
‘まあ、そういうこともあるさ’と陽気にやりましょう!
それでも・・なにとぞなにとぞ晴れてくれますように!
巨大パステル画は終わり、また段ボールにアクリル絵の具で描いている。
すっかりはまっちゃった。
しっとりした独特の雰囲気が出て、大きい声じゃ言えないけど早い!
筆がスラスラ運んじゃう。
新しい画法は楽しいね。
絵がうまくなった気がする。
難点は絵の具が乾くってことだけど、ちょっとの間ならラップをかければOK。
これは会場入り口のゲート。
まだ描いてないけど、両袖ではダヤンとジタンがお出迎えする。
ゲートの向こうにはマーシィやバニラが覗き、街並みが広がっている・・はず。
何もかも5倍になるから、なかなか実際の様子がつかめないのよ。
ゲートの高さは180だから、背の高い人はワーピィと、背の低い人はダヤンと目が合っちゃう。
木ノ花美術館20周年のお祝いの絵も段ボールにアクリルで描いた。
10日のセレモニーでお披露目だから楽しみにしていてね!
アートパフォーマンスの絵も段ボールに描くよ。
威勢のいい筆使いをとくとご覧あれ!
ゆるゆると続けているアルゼンチンタンゴ。
基本歩いてばかりだけど、歩くのだけでもけっこう難しい。
私は踊るのが好きで、よくイナバウアーのようにそっくり返るけれど、
それは絶対ダメ。
コンチネンタルタンゴと違って上体は常にクールでなければならない。
音楽に乗って体を揺らすのもダメで、頭が上下してはいけない。
リラックスしてクールな上体に引き換え、下半身は実に忙しく、
片足で立ったり、相手の足の間に自分の足を引っかけるように蹴り上げたり。
組んでやると案外できるけど、ひとりでやるのは大変。
しかもハイヒールときては・・
早くステップを覚えて、ミロンガ(ダンスパーティ)に出たいと思うけど
もうちょっと基本ができてないとねー。
フラフラしてしまうのは体幹がしっかりしていないからからかと、
ジムで筋トレまで始めた。
普通に歩くのもタンゴウォーク。
胸をそらし、頭を吊り上げ、おなかとお尻を引き上げて、足は一直線。
これは美容に悪いわけがない。
シャルウィダンスの竹中直人を思い浮かべちゃだめよ。
姿勢もよくなった気がするので、あなたも是非お試しあれ。
ダヤンは35周年だけど、サイドカー連盟は50周年。
連休には50周年の全国大会が伊勢で開かれた。
半世紀という区切りの年なので、記念グッズもダヤンの描き下ろしで協力。
サイドカー連盟の人たちにはお世話になっているし、
昔イギリスのサイドカー連盟が30周年記念で作ったウォレス&グルミットのティシャツを
おじさんたちが着てるのがとてもかわいかったから。
3日早朝は暴風雨に雷と不穏な出だしだったけど、打って変わって翌日は上天気。
トラックに積んで来たクロスカブで
伊勢志摩スカイラインからパールロードへとビッグツーリング。
青空の下、コーナーを曲がれば、島がぽこぽこ浮かんだ海が見え隠れして、
久しぶりの自走ツーリングはめちゃくちゃ楽しい!
ひとりで走るのも悪くはないけど、みんなと走れば
「楽しいね!」って笑いあえるとこが最高だ。
7日は木ノ花美術館へ寄った後、蓼科でタラの芽天ぷらパーティ。
とっても充実した連休だった。
プロジェクションマッピングで空が変わるお祭り広場。
ゲートを除けば一番大きな展示物の街並みを描き終えた。
横幅が84センチでそこそこ大きいけど、これを500%に拡大しての展示になる。
カクカクと折り曲がる形で、高さは2メートル10センチ。
久しぶりにアクリル絵の具で描いたけど、これが段ボールとの相性がいいんだ。
すごく描きやすい筆がちびちゃって同じラファエルの新しい筆を買った。
ね、とても同じものとは思えないでしょ。
ちびた方のが断然描きやすかったけど、いっぱい描いているうちなじんできた。
雰囲気のある街並みをちょっとご披露。
みんなお祭り広場に行きたくて気もそぞろ。
賑やかな広場は展覧会の会場で見てね。
とにかく仕上がったけど、まだ描くものがいっぱい残ってる。
自分がやりたいって始めたんだから仕方ないけど。
明日からは巨大なパステル画に取り掛かる。
昨日パネルが届いたときにはギョッとしたほどのでかさ。
どうやって描くかは明日考えよう。
いよいよ明日から、高知県立文学館で
ダヤンの原画展がスタートします!
一足お先に、展示ほやほやをお届けしますね。
先ずは文学館入り口から、懸垂幕でお出迎え
館内には、撮影スポットもたくさんあります!
そして展示室へ!
これから気持ちの良い季節を迎える高知
ぜひお出かけください!!
二度目の高知。
前回は同じ文学館で朗読コンクールの審査員と講演会をした。
何日か高知を楽しむつもりで「高知でどこかおすすめはありますか?」と聞いたら、
パッと手を挙げた方が、「馬路村とその奥のやなせにはわちふぃーるどがあります!」
と言いきってくれたので、レンタカーを借りてスケッチ小旅行に出かけた。
中でも記憶に残っているのは、馬路村の金色に輝くユズと森林鉄道。
日曜市も楽しかったな。
今回の原画展ではそのスケッチも展示予定だよ。
大好きな高知で原画展ができるなんてうれしい!
以前一緒に本を作っていた元MPCの編集者の方が今は高知に住んでいて、
その人に会うのも楽しみだ。
ただ今回は新作の作成で忙しいので、遊びまわることができないのが心残り。
ほんとはカブで四国を走りたいんだけどなー。
文学館の後は帯屋町のどんぐり共和国へ、日曜は松山のプチブレスに行きます。
四国に初上陸の展覧会、会期も長いのでぜひ見に来てね!