実況中継予告だよ?

10月 21st, 2011

明日は木ノ花美術館でディナーパーティ!

さてさて、どんなご馳走が出るのかな?

あさって日曜の収穫祭は仮装パーティ、マルシェにバンド、ギャラリートークに

朗読会とお楽しみがいっぱいよ。

館長も私も好きな『なまずの駄菓子や』を朗読するつもり。

新たなキャラの仮装も出場するかもよ。

雨模様だけど、みんなの熱気で吹き飛ばそう!

二日にわたるパーティの実況中継、写メしてブログにアップするから見てねー。

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恐竜の話

10月 14th, 2011

ダヤンの冒険物語の第二段は「ダヤンと恐竜のたまご」

でもって、今はすっかり恐竜のとりこ。

恐竜ってほんとに不思議ですてきな生きものだ。

一番最初に恐竜に惚れたのは「少年ケニア」

流砂に流されたワタルとケート、そしてゼガは古代の世界に迷い込んでしまう。

山川惣治は一度もアフリカに行ったことがないのに、すばらしくリアルなアフリカを描いた

が、見たこともないはずの恐竜たちをこれまた見事に表現してくれた。

恐竜が好きなあまり「ディノ」という革のシリーズを立ち上げたこともある。

そのときリアルな恐竜の絵を描いて、それで布など作りたかったが、大反対されて断念。

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この間は科学博物館の恐竜展を見に行って、自分のテンションを上げた。

トリケラトプスとティラノザウルスの戦いを見られて満足。

骨だけどね。

さて、大好きな恐竜の話、さぞ筆が進むかと思えば、これがやっぱり苦しんだよね。

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ボルトを抜いた!

10月 7th, 2011

超長いそれは立派なボルトが入ってた。

ほら見てー。色鉛筆じゃないほう。

こんなにちゃんと保存用袋に入れてくれたの。

またこれからリハビリ、リハビリ。

でも自前の骨で生きるのはうれしい。

このところ、ダヤンの冒険物語第二段に取りかかっているので

自宅での仕事が多くなった。

絵を描くのは人がいっぱいいてもオーケーだけど、小説はひとりで悩みたい。

チビトラもだんだん慣れてきて、つかまえるとグルグル、ゴロゴロのどを鳴らして甘える。

まだ基本外だけど、そのうち寒くなったらうちで寝たくなるかもね。

すごい食欲でどんどん大きくなってる。

今度の猫会議写真のテーマは「ふりむきダヤン」だよ。

「トーラちゃん」と呼んで、振り返ったところをパチリ。

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もう「こけし展」も「東日本大震災復興チャリティオークション」も始まっています。

チャリティオークションはこの前NHKのニュースでもやっていた。

オノヨーコや横尾忠則なんかも出品してて、面白そう。

どっちもこの連休に行くつもりだったけど、十日が「こけし展」休みだったのを見落として

柏店で「ぶらっと立ち寄りサイン会」をやることにしちゃった。

こうなったら本気の「ジタン誕生日記念サイン会」ということでいってみましょう!

柏タカシマヤステーションモール店で10月10日の一時からです。

どうぞお越しください。

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お知らせもろもろ

9月 22nd, 2011

週末は蓼科に行って、こけしを描いた。

こけしは苦手なんだけど、友達の大野さんが主催しているからね。

大野さんは夢中になる人で一時期は版画家の谷中安則の個展を開催するために

大好きなお酒を断ったほど。

そしてもうずいぶん前からこけしにも夢中になっている。

てなわけで、二度目のこけし展に参加するのです。

眠っているダヤンの夢の宇宙で、楽しそうに飛び回る天使と悪魔だよ。

開催時期は10月4日から16日まで。

場所は前回と同じゲイツギャラリー宇。

松戸の駅から歩いて三分くらい。柏も近いので、ぜひ店にもお立ち寄りを。

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「東日本大震災チャリティ・アート展」も10月5日から9日までの開催です。

新橋から歩いて10分の東京美術倶楽部にて。

絵の題名は「ぼくたちはいつもきみと一緒だよ」

これはオークションなので、ぜひ競り落として東北に貢献を!

そして秋から冬にかけてはイベントもたくさん。

10月22日には木ノ花美術館でディナーパーティがあります。

23日の日曜は収穫祭。

地産マルシェやギャラリートークなど楽しい催しがいっぱいだよ。

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12月18日は本邦初公開「ダヤンのクリスマスコンサート」

今年の初めに台湾で開催した音楽会が作曲家みずからの演奏での開催。

どれもホームページでチェックしてね。

来週は肩のボルトを抜くためにまた入院するので、ブログはお休みしまーす。

ではまた再来週!

「森の音を聞いてごらん」ができたよ?

9月 16th, 2011

見本刷りが届いた!

緑の色で難航したけれど、いい仕上がりになった。

ちょうどこの絵本の取材でボルネオに行っていたとき、震災だったので

向こうで描いてきたスケッチなんかも見せるチャンスがなかったけれど、今度の絵本の

見返しに使ってもらうことにした。

もう構想はできていたので、森の音を書き取ると同時にたくさんスケッチをして、

ほとんど絵コンテみたいになっている。

一番気に入っているページは、林冠から雨上がりの森を見晴らしているシーン。

本を見返していくと思い出すなあ。

スカウもタビンもたたきつけるようなすごい豪雨。

天の桶がひっくり返ったんじゃないかと思うくらいだった。

この後、ロッジ沿いの川が増水して、私の隣のロッジは水に浸かってしまい、スタッフが

川に入って機材を運び出すという事態になった。

でもそのあとのダナンバレーはぎらぎらの太陽。

珍しく野生のオランウータンの親子を見ることもできた。

普通は家族一緒にはいないんだって。

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ボルネオにかかわりあって二年。

なんとかいいたいことを形にできたかな。

版元も売り上げの一部をボルネオ保存トラストに寄付してくれるそうで、うれしいです。

さて、前にも書いたけど、この新刊本のサイン会が明日二時から西武池袋9階の三

省堂で開催されます。

帰りにはぶらっと新宿ラビリンスにも寄るよー。

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震災から半年

9月 9th, 2011

なかなか進まない復興だけど、ちょっと心温まる話もある。

目黒のさんま祭りに宮古から例年通りにさんまが届けられたり、宮城のカキ養殖を

支援するために、ライバルである広島からカキ養殖の資材が寄贈されたり。

こういう日本人の心意気ってすてきだね。

私の夫もなかなかすてきで、来週再び気仙沼に走る。

今度はトラックに八台のバイクを積んで。

というのはこの前軽トラにバイクを積んで行った時、頼んでいた知り合いの中古車屋が

原付を寄付してくれたんだけど間に合わなかった。

「被災地に車を届けるボランティア」というサイトをネットで見つけた夫が聞いたところ

「ホントは原付が一番喜ばれるけれど、原付を寄付してくれる人があまりいないので」と

いうことだったので、いろいろ頼んで原付を集めたのだ。

妹のうちにあった鍵のない原付も直し、八台のうち六台のタイヤを交換し、バッテリーも

入れ替えて、すぐ走れるようにした。

私も「一緒に行くよ」と言ったけど、あれ、考えてみたら私はトラックの運転ができない。

役に立たないので「平日にカネコと行くからいい」と夫。

夫の会社のスタッフ、カネコさんは修理の腕もすごいけど、東北支援もすごい。

震災後すぐに大量のパンツを送り、雨季に入ればカッパや長靴を送り、

暑くなれば殺虫剤を送りと、季節に応じたあきらめない支援がエライニャー。

と感心するのは野良のちびねこコトラだよ。

うちにごはんを食べに来るんだけど、ちっとも慣れないの。

それでも指をひらひらさせたり、おもちゃを見せると遊ばずにはいられない。

猫のサガだね。ボンちゃんとそっくりでしょ。?

九月一日は防災の日

9月 2nd, 2011

夏の終わりはひと月遅れの隅田川の花火。

今年は被災地復興を願っての開催で、始まりは余り色がなく、それだけに大層美しい。

花火は色がないほうがむしろきれいだね。

やっぱり今度の物語では花火を登場させたいなー。

諏訪湖はまっくらで、暗がりの中メモッたのはさっぱり読めなかったけれど

今度はバッチリ。音と光りを拾ったけど、同じ音の羅列ではたして参考になるのか?

来週はわが社の秋冬内見会で、社内は騒然としているけど、九月一日には

久しぶりに防災訓練をやった。

うちの防火管理者の作った自衛消防隊編成で私は自衛消防隊長!かっこいい!

でも特別に何をするでもなく、火災発生の電話が各階の避難誘導に回り、

その指示の元、みんなで非常階段を降りて駐車場に集結するというおだやかな訓練。

でもまずは火を出さないように気をつけようというのを徹底できたのはよかった。

いざというとき、ちゃんと消防隊長にふさわしい行動が取れますように。

そして今後あのような震災が世界のどこでも起きませんように。

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チャリティ・アート展の絵

8月 26th, 2011

今週はいろんな仕事の合間にチャリティ・アート展の絵を描いた。

いつもはケント紙に描くんだけど、連作ではないので画用紙に描いてみた。

私は我流なので、つるつるした紙で描いてきたけど、そもそもパステルって

こういうタイプの紙に描くことが多いらしい。

粉の吸いつきが良くて、塗りこんだ後でもパステルの色がパチッと定着するから

気持ちいい。

だけど紙の白が出やすいのが難点で一長一短だね。

このごろ気に入ってるクレヨンタイプのゲルマーカーも併用。

画材ってほんとに楽しい。

この絵は10月5日から9日まで東京美術倶楽部で開かれる

「東日本大震災復興チャリティアート展」に出品します。

絵本関係ではなくて、美術関係の展覧会で入札方式で販売して全額チャリティになります。

また近くなったらお知らせするので、ぜひ見に来て落札してね。

今日はこれから「森の音を聞いてごらん」の色校に出かけます。

すごい雨が降ってきた。雷が鳴ってる。

いい色が出てますように。

9月半ばの発売で17日には三省堂書店池袋店でサイン会も開催します。

三省堂池袋店では8月15日から9月17日まで

『ダヤンの絵本&グッズフェァ』も開催中。

こちらもどうぞお出かけください。

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蓼科の休日

8月 19th, 2011

お盆の暑さはひとしおだったようですね。

蓼科から涼をお届けしましょう。

今年はちょっと虫も花も少ないようだけど、やっぱり涼し?

川の音を聞きながら、休みの前にわざわざ大ちゃんが届けてくれた『ワンピース』を

木陰で読むのは最高!

「10巻まで我慢して読めば、必ず面白くなるから」とのマイコの言葉に励まされ

12巻まで読破。かなり愛着わきました。

そして15日には諏訪湖の花火。

いつもは山の上から見るけれど、真下で見る花火はやっぱりいいね。

音がおなかにドスンとぶち当たるのが感じられるもん。

今度書くダヤンの冒険物語新作には花火を入れていこうかな。

帰りには木ノ花美術館に寄って、おいしいランチとパフェをいただきました。

草刈とかしてけっこう働いたし、なかなかいい休日だったなー。

さてがんばって働きますか。

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暑中お見舞い申し上げます

8月 12th, 2011

毎日暑いねー。

天気予報でもここ先一週間はギラギラお日さまマーク。

東北でも30度以上が続くのに、避難所ではクーラーもないと聞きます。

政府の対応は本当に遅くて腹が立つけど、被災地では腹が立つどころではないでしょう。

菅さんがやっとやめることになってよかった。

新しい内閣では連立でも何でもして、現実的な復興をどんどんすすめていって欲しい。

東北の夏祭りは華やかな中にも情念にあふれた祭りが多くて「ダヤンのお祭りの本」を

作ったとき、ずいぶんたくさんの祭りに行きました。

今鎮魂の意味も込めて、祭りの開催に踏み切った地域もたくさんあって、それは本来の

祭りの意味にもかなっていて、それで少しでも元気を取り戻してもらえたらと思います。

さて私も明日から夏休み。

夫とボンちゃんと過ごす蓼科の夏です。

同じように夏休みに入る方も、夏休みを取れない方もどうぞ暑さに負けず、夏を楽しんで

ください。

熱中症にはくれぐれも気をつけてね!

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