Archive for the ‘未分類’ Category

冬の北欧に行ってきます!

金曜日, 10月 20th, 2006

長い間ずっと行きたいと思っていた北欧にいよいよ行くことにしました。北欧といえばクリスマスにオーロラ、そして幻想的な青い時。私の北欧のイメージはトペリウスの「星のひとみ」からなのでなんといっても冬なのです。長編6巻に続き、完結編7巻の舞台は雪のノース。そうだ!北欧に行こう!北欧に行くなら今しかない!と興奮してトコトコことをすすめ、昨日はスケッチ紀行の版元と一緒にスカンジナビア、フィンランドと観光局を巡ってきました。出発は11月後半、北欧は本格的な冬の始まりで夜の長い時期に突入します。さてこれから日程を固めて、極寒の備えも固めて、体もきたえてと忙しくなってきました。そうそう、それまでにちゃんと仕事もかたづけて、家事にも精を出さなくちゃね。
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やったやった!終わったぞ・・は秋の風物詩?

水曜日, 10月 11th, 2006

長編6巻、エッチングも見出しようの新たなメゾチントもすべて終わりました。みなさん応援ありがとう!でもって次の仕事にかかる前に「さあ、部屋を片付けなくちゃ」と思ったらとたんにがっくりと疲れが・・床も机も散らかし放題だからやらなくちゃならないんだけど、私はつくづく整頓が苦手。どうも気が乗らなくて電話をしたりブログを書き出したりしています。そしたら面白いことに気がついた。ちょうど去年の明日12日、ブログを立ち上げていて、そのタイトルが「やったやった!終わったぞ」なの。「ダヤンと風こぞう」が終わったんだね、去年は。1年経つのは早いものよ。
そういえば10月15日。銀座の阪急モザイクで又即興絵描きパフォーマンスやります。「風こぞう」に載せた「タシル風バンド」の作曲者くり子さんのキーボードの生演奏とわちふぃーるどの歌姫みきちゃんの歌声に乗って絵を描くよ!この豪華キャストをお見逃しなく。日曜には銀座へ繰り出そう!
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危うし!王の塔

火曜日, 10月 3rd, 2006

長編第6巻の題名は「ダヤンと王の塔」今回の舞台がタシル城となるため、書き始める前に私は考えた。「そうだ!城を立体で作ろう」なにしろ20年のながきに渡ってわちふぃーるどを作っていく間にタシルの街もダヤンの家も微妙に始めと違ってきている。今度こそ!と思ったけれどなかなか時間がない。そこで妹のふうちゃんに頼んだところ、快く引き受けてくれた。実際の城を見にドイツにも一緒に行ってるし、共にわちふぃーるどを作ってきたわけだから適任。ふうちゃんは今までの話で城の描写部分を抜き出し、途中まで出来ていた原稿も書き出して、見事にタシルの城を作ってくれた。おまけに平面図まで。書くにしても描くにしてもなあんて便利!
ただ材料がフィギィア原型用の粘土だったため、乾燥が早い。ほっておくと乾いてポロポロ崩れ落ちてしまう。まさに今回予定していた題名「塔の崩壊」そのまんま。蓼科にも持っていき、今も挿絵で重宝しているけど、このまま崩れてしまうのはもったいないので、水をやったり濡れタオルで包んだりと大事に保存している。ほんとはジオラマ作っておくといいんだけどね。
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エッチングは着々と進行中

金曜日, 9月 29th, 2006

今日は加藤さんが学校の日なので(高校の美術の先生)アトリエに宿題をもって帰った。エッチングはうんと細かい作業なので大きな虫眼鏡を買ってみたら、これがすごくすごくてすごいのだ。驚いちゃうほどよく見える。しかし、子どもの頃から目が悪くて苦労を重ねたあげく(0,02で一番上の字も見えず笑われた)、こうして再び目で苦労しなければならないとはなんと不公平な話だろう。でも便利グッズのおかげでるんるん作業。メゾチントもうまくいきました。今度の表紙は注目だよ。これで7枚仕上がったから後9枚。途中までいってるのもあるから折り返しです。この頃大体だれるんだよね。心して・・
そうだ、以前インターネットの「ダヤン美術館」と書きましたが、「不思議な国の美術館」のまちがいでした。10月も楽しいよ。
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ビール賞味期限切れパーティ

水曜日, 9月 27th, 2006

新宿ラビリンス、ダヤンカフェのメニューにビールがあるのをご存知ですか?ちょっとひと休みでビールを一杯というお客様が多いかと思って大量にビールを仕入れたのに注文するのは身内ばかり、ほとんど出ない。ケーキにビールはあまり合わないんでしょうかね?そこで賞味期限が切れる前に開店以来のばしてきた「お疲れさま!ビアパーティ」をお店の人たちとやることにしました。(隣の店でふぐって話もあったなあ・・)急に決まった割には集まりがよく、遠くはキッズからも来てくれて大賑わい。北海道物産展で仕入れてきた海の幸はふぐをもしのぐ豪華さ、うまさ!(ホントか?)これで期限切れビールは無事に消費されました。又仕入れてもらわなくちゃ。
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大船通いが続いています

水曜日, 9月 20th, 2006

版画家の加藤さんがパリ!から帰ってきたので版画を彫りに連日大船に通っています。難しいね。メゾチント。始めは擦り足りなくてどんより暗くなり、次はやりすぎでダヤンがはげになった。エッチングの方は意外や意外。うまくいって今のところ二勝二敗ってとこかな。うまくいくと楽しい。うまくいかないと悲しい。
いつもは車やバイクだけど昨日はディナーでデートだったので電車で行ったら、大船って案外近いのね。
湘南新宿ラインっていうのが出来てて直行で快適。グリーン車だともっと快適だろうな。駅で買うと確か750円だった。うまくいった時に思い切って乗ってみよう。明日も大船です。待ってろよ、メゾチント。明日こそ成功しますように・・
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塗り絵ぬっちゃった

水曜日, 9月 13th, 2006

『ダヤンの塗り絵?』には「塗って作れる絵本」がつくよー!先週MPCに行って塗ってきました。いつもは絵の下絵を描くんだけど(それもこれからやる)今回は絵本の元になる線画を色鉛筆で塗ったの。なんだかさわやかな色合いで我ながらかわいく塗れた。このところいろんな画材に目が移って色鉛筆だけっていうのは久しぶりだったけど、やっぱり楽しいね!色鉛筆。筆圧だけでタッチが出せるのは色鉛筆ならでは。ホント見直したよ色鉛筆。今度スケッチに行く時は持ってかなくちゃ。
あとね、ホームページのダヤンの美術館、毎月更新してるけど見てくれてますか?毎回知恵を絞って作ってくれててとても面白い。ゲームもついてる。しかもただです。(以前会費を払ってくれていた方々ありがとう!)見なきゃそんだよ。
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座業の秋

木曜日, 9月 7th, 2006

さて浮かれた夏は終わり、落ち着きの秋がやってきて、私は又座り仕事に戻りました。新作の表紙はメゾチントに挑戦。版画家の加藤さんがパリに行っている間に私は教わったやり方でコシコシ銅版を磨いて白を出していきます。磨くのは大変だけど一度やってみたかったメゾチント。苦労はなんでもなくって楽しい。けっこう磨いたから黒の中からもやもやもやーって白が浮いてくるはず。うまくいっているはず。私の絵に合ってるはず。
だけど版画っていうのは刷ってみないと分からないってとこがなんだね。早く加藤さん帰ってこないかしら。版画が始まると私は大船通いです。何しろアトリエにはなんの道具もないから加藤さんにすべて頼りっぱなし。これじゃ版画家とはいえないね。いえないけどいいの。半版画家ってことで。
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平戸の大きな絵本作り

木曜日, 8月 31st, 2006

5人の絵本作家、それに平戸のこどもとおとな、みんなで大きな絵本を作った。その日の朝、篠崎さんが「ただの絵本じゃなくて『あいうえお』の本にしない?」と提案して、それぞれが二行づつ受け持ってみんなで思いつく絵を描いたの。『あ』行では『熱い甲子園』を中学生が描いてくれました。私は『た』行で『ダヤン、タンタカ、太鼓を叩く』を描いた。面白かったのは『な』行で手にいっぱい絵の具をつけてぺたぺたと大きなのや小さなのいっぱい手形を押して『なまえ』を書いたの。波の絵も迫力あったなあ。とにかくとっても楽しかった。
根獅子の浜にジュって沈む夕陽が見られなかったのは残念だけど、きれいな海でくらげを掻き分けて泳ぐこともできました。
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今年の夏は熱いぜ

火曜日, 8月 22nd, 2006

長々と日記休みましたが、おかげで長編六巻書き上げました!最後に『』と打つのはなんともいえずいい気分。勢い余って表紙のコンテも仕上げました。黒を使いたいので、今度はメゾチント(黒から白を削りだしていく版画のやり方。まだやったことはない)に挑戦してみようかな。
なんだか今年の夏は充実してた。蓼科でもひとりの時は夜中まで仕事。家族が来たらいっさい休んで、熊笹にすっかり占拠されたカラマツ林に野イチゴの道や小川の道を作った。ダヤン(物語のダヤンじゃないよ)のお墓にもカエルの石を置いた。花火も見た。
久しぶりに東京へ戻ってきたけど、25日からは又平戸ヘ出かけます。こどもたちと大きな絵本を作るんだけど平戸でもスケッチしたり泳いだりしてくるつもり。56の夏は二度ときませんから。
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