Archive for the ‘未分類’ Category

猫は液体!

金曜日, 1月 29th, 2021

「猫は固体かつ液体の両方になれるのか?」の研究で

フランスの学者が2017年にイグノーベル賞を受賞したのを最近知った。

遅ればせながら笑いと拍手を贈りたい。

“猫はグラスや花瓶に無理やり入り込んだり、箱やバケツの形状に合わせて

広がったりできるため「猫は液体の特性も持っている」“と彼は説明。

さらに猫を流動体として物理的に分析し、結果として子猫より

歳をとった猫の方が流動性が高いことを発見したという。

面白いよね。

猫を飼ってる人なら猫が液体化するのをよく知ってるけど、

それを物理学的に研究するってところが。

ちなみに猫が柔らかい理由の一つとして、骨の数が多いんですってね。

人の骨が200本くらいなのに比べて、240本ほどの骨があるそう。

ふにゃふにゃなのに骨のあるやつ!

猫も人もステキないきものだ。

ギャラリーまぁる21周年展

水曜日, 1月 13th, 2021
  1. チャリティ展でお世話になっているまぁるは2021年で21周年。

9月に新しくなったまぁるのグループ展に誘われ、出品することにした。

でもチャリティではないので、原画を出すわけにはいかない。

そうだ!銅版画『ダヤンと王の塔』のマットに絵を描こう!

このメゾチントという技法は黒地の背景に絵柄部分を白く削り出して、

明暗の調子で表現していく。

時間も力もすごく要るのでこの一枚でメゾチントからは手を引いた。

最期を迎える王国タシルを描いた暗い作品で気に入っている。

そしてマットに描いたのは

“エルフの里で風の王の甥シノアと音楽の決闘をするジタン。

わちふぃーるどをアルスから切り離すため,雪の神の命令に従って

海を凍り付かせていく雪狼と霜狼。

心で慕いあうバニラとキマイラ。

ダヤンがかぶっているのは取り返した大魔女セの帽子。“

マットと版画の融合したただ一点の作品『ダヤンと王の塔の物語』

価格は8万円。

展覧会は1月19日から30日までの開催です。

 

もうひとつ、12日の「ヒルナンデス」に木ノ花美術館が登場!

いとうあさこさん、大久保佳代子さんが二階に展示の『動く街角』に

すごく驚いたり『猫の島のサーカス団』をフラッシュ撮影したり。

“オルソンさんのイチゴ”ではハンバーグともちろんイチゴパフェ。

とっても楽しく紹介してくれて、うれしかった。

事前告知はできなかったけど、見逃し配信とかで見られる方は見てみてね!

おうちで猫漫画

木曜日, 1月 7th, 2021

あけましておめでとうございます。

年は明けたけど、コロナはガッチリ居座っていて困ったものです。

年末まで開催の“おうちで猫”写真には応募していただけたかしら?

私はしそこなったので、代わりにおうち猫漫画をご披露。

毎晩「アンちゃーん」と呼んで、猫エステの準備をする夫。

猫の毛を取るコロコロを持った夫に呼ばれると「どーれ」といった感じで

急がず騒がず隣にすっと座るアンちゃん。

しっぽをグッと握られて、エステが始まると、絨毯に爪をギュッと立てる。

リンちゃんもまねして隣で順番待ち。

コワモテの割に夫は猫が大好きで、毎晩これを繰り返す。

周りに猫を侍らせて「ああ、おれのこの姿を誰かに見せたい」

と言うけれど、誰かが来た途端、猫は風のようにいなくなっちゃう。

猫にとってみれば、おうちで過ごす今の状況は悪くないのかもね。

どんどん感染者は増えている様子。

どうぞ、みなさん、気を付けてお過ごしください!

 

今年ももうじき終わり

火曜日, 12月 29th, 2020

明日からお店以外は冬休み。

納めの日でも忘年会はもちろんお昼の会食もなし。

みんなが我慢の年もあと少しだけど新年もこの状態は続きそう。

コロナ失せろ!消えてなくなれ!と叫びたい。

でも戦争や震災を思えば、ほとんどの人が家に居られて食べ物もある。

それはありがたいことだね。

年末年始もみんなのために働く人に感謝しながら

静かなお正月を過ごすとしましょう。

来年は世界中の人が普段通りの暮らしに戻れますように!

どうぞよいお年をお迎えください。

タシルのみんなからエールが届いたよ!

月曜日, 12月 21st, 2020

ぼくたちはみんな元気でヨールカの準備に忙しいけど、

アルスではまだまだ大変な時が続いているようだね。

これからヨールカ、そしてお正月を迎えるのに、友達や家族とも

集まれなくてつまらないと思うけど今は我慢してね。

そしてそんな時にもみんなのために頑張ってくれている人たちに、

ぼくたちからもありがとう!と伝えてほしい。

丸善版画展

火曜日, 12月 8th, 2020

13日から日本橋丸善で版画展開催!

初日はサイン会とエッチングに加彩をやります。

今まであまり出したことのない長編の挿絵がどっさり。

地味な作品も手彩を加えると急に華やいで特別なものになるよ。

どれもとっても懐かしくて、その当時のことを思い出す。

何しろ第一巻を作ったのは20年以上前だから。

さすがに一巻の版画はもうないけれど、二巻ではシュービルさんが登場。

新作革版画から額装していないシートまでエッチングだけでも40点。

このところ感染者が増えているけれど、対策もしっかりしているので

どうぞ見に来てね!

フランス語の発音って

金曜日, 11月 27th, 2020

ムズカシイッ!

特にイみたいなウとエみたいなオ。

教科書はなくて、毎回プリントでくれるんだけど、

それぞれの記号に絵が描いてあってフランスっぽい。

ちょっとダヤンに置き換えてご紹介。

発音してみて~。

特に私ができないのがy。

こりゃスペイン語より道のり遠そう。

スペイン語もまだ続いてるから、混じっちゃいそうだし。

何故に今さらフランス語?といえば、この間朝日新聞のさいたまトークに

“猫のダヤン 欧州目指す”なんて記事が載ったのを見た方もいるかも。

欧州の中でも猫とアート、そして革ならフランスでしょ・・ナンテ。

ま、コロナで当分身動き取れないから時間はあるしね。

そのうち待ってろよ!パリ。

肱川あらしと青島の猫たち

土曜日, 11月 14th, 2020

「肱川あらし」をご存知かしら?

大洲盆地で発生した霧が「白い龍」のごとく激流となって

肱川を駆け下っていく。

様々な気象条件が揃わないと発生しない大自然のスペクタクルだ。

先日“出そう!”という情報を頂き、伊予大洲に出かけた。

実は来年書く小説に白い龍を登場させたくてお願いしていたのだ。

一日目は残念ながらお出ましはなかったけど、

代わりに朝の便で青島へ行くことができた。

猫の島、青島は島民5人に猫120匹。

でも・・「あれ?いつもよりずいぶん猫が少ない」

肱川あらしと青島の情報をくれた小野さんは心配そうにつぶやいた。

それでもエサ場に集まってきた猫は総勢50匹ほど。

夕方の便までまだ時間はいっぱいある。

2018年に避妊手術を施され、サクラ猫となった猫たちを

どんどんスケッチ。

“AOSIMA NECOLLAGE”の出来上がり!

後日、テレビでも放映され、小野さんからも連絡があったけれど、

猫カゼをひいた猫たちは廃屋で長期間寝ていたそう。

よかった、よかった!

そして、翌朝。

ついに「肱川あらし」を見ることができた!

暗い山間に現れた「白い龍」は刻々と姿を変えつつ河口を進み、

天には昇らず、気あらしの立つ海へと消えていった。

薄桃色の夜明けに赤橋に立てば、強風がゴーゴー吹き付ける。

小野さんのおかげで幻想的な肱川あらしも堪能、

猫の島へも渡ることができた。

みなさんも“猫の島 青島”というサイトを見てみてね!

https://twitter.com/aoshima_cat

 

由布院の秋

日曜日, 11月 8th, 2020
博多の帰りにゆふいんの森号に乗って、由布院の猫屋敷を訪れた。
由布院に行くのは初めてでワクワクする。
閑静な温泉街と思っていたら、街並みは軽井沢的鎌倉的な賑わい。
商店は街を活気づけるね。
一時期は台風災害やコロナで沈んでいた由布院にもずいぶん人が戻ってきたようだ。
猫屋敷の社長はいろいろな展開をしている面白い人で、
イギリスのコッツウォルズそっくりに作られたフローラルビレッジは圧巻。
ポターのお話に出てくるリスのナトキンのシッポをちぎっちゃった
島ぬしのフクロウもいる。
「雨でなければ由布岳が見られるの」にと残念がる社長。
晴れ渡った翌日、豊後富士と言われる由布岳は秋に彩られ、
麓に広がる丘陵はまさにコッツウォルズ。
九州とはいえ、標高が高いから秋は早く訪れるんだね。
これからもお付き合いは続きそうで、又由布院に来るのが楽しみ!
みなさんも由布院に来たら、猫屋敷やフローラルビレッジを訪ねてみてね!


さよなら青短

金曜日, 10月 30th, 2020

びっくり!私の母校、青学短大がついになくなっちゃう。

時代だねえ、、

この間記念式典用のインタビュー撮影で久しぶりに青学に行ってきた。

授業にもあまり出ず、国文科は本を読むのが本分なんて言って、

映画を見たり、旅に出たり、デートしたり、バトンを振り回したりと

ちっともまじめな生徒ではなかったけど、やっぱり懐かしい。

若くて自由な二年間を思い切りゆるんで遊び暮らしたものだ。

人生であんな時代はないから、短大って悪くない気がする。

何年か前は青短で「ボルネオの森を守ろう」の講演会をやって、

懐かしい顔にも会うことができた。

今度の日曜は博多阪急でもボルネオの話をする。

ここしばらくボルネオの話をしていなかったから、しっかり頭に入れておかなくちゃ。

ボルネオの森は永遠のテーマだから。

博多阪急では今、猫展を開催中なので、お近くの人は遊びに来てね。