今、『モエ』12月3日発売号の小特集『ダヤン、サンタクロースの国へ』に載せる見開き絵本描き上げたところ。青ペンのコマ漫画で、銀ペンや金ペンなんかも使ってみた。フィンランドで見つけた小人のトゥントゥとスノゥダヤンのお話だよ。
あとね、同時進行でちょっと面白い絵本作ってます。前にかまぼこやさんからどっさりかまぼこ板を送ってきて、それに絵を描いてくれと頼まれ、どうせなら、変わったの作ろうと思って、かまぼこ板4枚に4分割のダヤンを描いた。表はねずみパン焼いてるダヤン、裏はコンサルティーナ弾いて大声で歌ってるダヤン。組み合わせると16通りになるの。「よし、これを絵本にしてみよう!」と考えて『64通りの絵本』のコンテを作った。「どうせなら、二冊一緒に出したい」との出版社の意向でもうひとつ。『64通りのおめでとう』。これもなんか楽しい。工夫するの楽しいね。このところ、紀行や切り絵といった絵本以外の本作りしてたけど、やっぱり絵本は楽しいよ。金曜日は童美連主催のフォーラム「一日絵本」。絵本づいてる今日この頃です。
そうだ、ホームページの『革工房』の中にアパレルの紹介ページもできました。『新作紹介』をクリックして、『ピックアップ』をポッチンすると出てくるよ。見てみてください。
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Archive for the ‘未分類’ Category
絵本は楽し!
火曜日, 11月 6th, 2007ハッピーハロウィーン!
水曜日, 10月 31st, 2007みなさん、ハロウィーン楽しんでますか?
先週末、ひとあし先にわが社の制作ではハロウィーンパーティを開催。千円プレゼントもやるということで、前日には農協に走り、プレゼントなど調達。夜はごちそうなので、ランチは軽くと、カップヌードルを開けようとしたところ、賞味期限は一年前。でも、私はかまわないの。結局新米にひかれて、炊きたてご飯にしたけど、妹はやはり年度落ちのラーメンを食べて、私ももらったけどおいしかった。
ハロウィーンとは関係ないけど、ここで非難を恐れず言います。賞味期限を書くのをやめて欲しい!このところ、賞味期限改ざんなどの事件が多く、それはとてもいけないことだと思います。だけど、そもそも賞味期限が短すぎるよ。もったいないじゃない。納豆だって、ヨーグルトだって期限過ぎてたってちゃんと食べられるもん。でも売り場では期限が過ぎた食品は捨てざるを得ない。あまりにもったいない。地球上には飢えてる人たちだっているというのに。
だから提案ね。賞味期限という書き方をやめて、「何月何日より、自己責任で願います」とか「これより覚悟の期間」とかするの。あ、生ものは別ね。これからも私は賞味期限撤廃主義を押し通すため、どしどし期限切れに挑戦するつもり。手始めに明日は一年落ちのちゃんぽん食べようっと。
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図書館へ行こう!
火曜日, 10月 23rd, 2007子供の頃から今に到るまで、図書館は私の行きつけ。新しいことを始めようとする時なんか、並んでいる本の題名を見て歩くだけでもアイデアが浮かんだりする。この頃はインターネットというものがあって、それは便利になったけど、辞書を引くのと同じで、調べたいことのまわりにあるものがつい目に入るっていうのが図書館のいいところ。気は散るけど、考えを思いがけないところに連れて行ってくれるものね。
今度の日曜、28日、長野南部図書館が100歳の記念行事に私を招いてくれました。『ダヤンの絵本づくり絵本』の中から「おはなしのたねの育て方」について話すつもり。それから『雨の木曜パーティ』を朗読するんだけど、その前に図書館いっぱいに雨を降らせようと思って。どうやるかって?それは来てのお楽しみ。興味のある方は是非来てね。私が考えたんじゃないけど、とても面白いやり方があるの。
ちゃんと雨が降りますように。そしてホントの雨は降りませんように。
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極楽休日の過ごし方
金曜日, 10月 19th, 2007銀座のパフォーマンスをお手元に
水曜日, 10月 10th, 2007うちのデザイナーが写真をいっぱい撮ってくれたので、せっかくなので来られなかった方にお見せしようと、画期的な試み。教わりながらコンピューターで組んで見ました!字がきたないのはご容赦ください。踊り描きも3回目。結構面白かった!でも「踊り描きどうだった?」って聞いたら「酔っ払ってるみたいでした」だって。私は酔っては踊り、酔わなくても踊り、と踊るのが大好き。身内にはいやがられてるけど、やっとここで踊り好きが役に立ちました。
今度の土曜は静岡、日曜は浜松。どなたかが書いてくれていたけど、もうずいぶん前の静岡では、サイン会の合間に「ダヤンの誕生日」の中の絵を描いていたことを思い出します。そしてバックでは「ヨーヨーの猫つまみ」がかかっていたわ。ずーっと同じようなことやってるね。お付き合い下っているお店の方々や来て下さるお客様に感謝です。
モエ12月号で
木曜日, 10月 4th, 2007こねこの特集をするので、「飼ってた猫が子猫だった時のイラストエッセイを描いてください」と頼まれた。私の仮タイトルは「よい子猫・悪い子猫」。悪魔的かわいさと天使的かわいさをかくの。登場するのはもちろんらんちゃん。ダヤンの子猫時代は知らないからね。で、らんちゃんの子猫時代の写真なんか見ていたら、懐かしさで胸がいっぱいになった。
五匹一緒にへその緒がついたまま、公園に捨てられていて、ただひとり生き残ったらんちゃん。いつも湿っていて、しょぼしょぼの不憫な赤ちゃん猫だったらんちゃんは育つに連れて、天使のあどけなさと悪魔のかしこさをたっぷりそなえた、ホントーに面白い子猫になっていった。どんなにいかした子猫だったかは、11月3日発売のモエをごらんあれ。
「寒くなってきたからかね。朝起きるとカフェがちゃっかり腕の中で眠ってんの」ニコニコ顔で舞子が言った。いいなあ。らんちゃん、抱いて寝たいなあ。そろそろ帰ってこないかなあ。でももうすっかり野生が身に着いたらんちゃん、帰ってきても一緒に寝てはくれないだろうね。
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『北欧へ行こう』近日発売!
金曜日, 9月 28th, 2007スケッチ紀行の色校が上がってきた。『なかなかいい色出てるじゃない。まるでほんとのスケッチブックみたい!』と家で見たときは思ってたけど、神田の喫茶店に編集の人が原画を持って来てつき合せてみたら、結構色が違う。いつも思うけど、私はあんまり色校に向いていない。でもダイジョブ。直してくれるから。今度のは全部現場で描いてきた力作だよ。
10月はイベントも盛りだくさん。7日に銀座阪急モザイクでは『即興踊り描き』。
13日には静岡ナイスでサイン会。14日は浜松ナカノでハロウィーンパーティ。このふたつにはたぶん『北欧へ行こう』も間に合います。
今日はこれから『ダヤンの切り絵』の打ち合わせ。こちらの発売は11月。晩秋に切り絵はよく似合う。
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ただいま!
土曜日, 9月 22nd, 2007青島を襲った台風の中、無事に飛行機が飛びました。帰ってきて、ホームページに革工房がアップしているのにびっくり。まだ不備な点はおいおいに直していきますね。その中に登場する威海工場に行っていました。威海は山東省の海沿い、海の向こうは韓国です。威海はリゾートとしても賑わっている街ですが、工場は中心から1時間ほど車で走った閑静なところ。縁あってはじめて、もう二年以上になるけれど、私は始めて行きました。社長のきゅうさんは工場としてISOも取得した覇気のある人。30年前、うちの工房を始めたときのように、働いている人の目は輝き、腕はぐんぐん上がっています。これからもふたつの工房、手を取り合って、いいものを作っていきたいなあ。
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『革工房』間もなくスタート!
日曜日, 9月 16th, 2007前からの悲願だったホームページの中の『革工房』がもうじきスタートします。この間も書いたけど、いよいよ完全テストページが出来てきました。私ね、鶴瀬にある工房にお客さんが来た時、案内するのがとても楽しかった。革棚にずらりと革が並んでる所や、みんながミシンで作ってる所やたくさんあるパーツ類や、荷物用のごついエレベーターまで自慢だったの。いかにも手仕事っていうところがね。それをインターネット上でみんなに見てもらうことができてすごくうれしい。『革のできるまで』や『お手入れ方法』などお役立ちも満載です。狂言回しの役割は昔作った革の動物たち。変な顔してるけど、時のころもで風格が出てきたようです。いつから見られるかはまだ不明だけど、近々なことは確かなので、ホームページをチェックしてください。明日からは中国。威海にある工場へ行って来ます。旅にはいい季節だね。
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ご無事でしたか?
金曜日, 9月 7th, 2007台風9号すごかったね。皆さんご無事でしたか?鶴瀬から車での帰り道、ドゥワーッと上がる水しぶきに思わず首をすくめちゃう。自転車の人なんかたーいへん。こんな夜は家があるのがありがたいです。安全な家から嵐の様子はいかがなものかと眺めてみれば、家を背負った小さなかたつむりが、猛り狂う風の中、ゆうゆうと枝を渡っておりました。全身銀色に輝いて、まるで「ダヤンと銀の道」に出てくるかたつむりそっくり!あの絵本の最初の題名は「銀色ネバネバの夜」だったの。なんだかすてきな光景でした。吹き飛ばされないよう、枝にしがみついてる蝉もいた。
一夜明けれてみれば、鶴瀬の工房が又雨漏りとの一報。この間せっかくりニュアルしたはずなのに・・しゅん・・
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