昨日の朝、二階へ行ったら、ふたが開いたままの私のバッグにらんちゃんがもぐり込んでいた。「あらー、らんちゃん!」パアッと明るい気持ちになって、顔を寄せると、あの独特の「ウングルル」という喉声をあげて、鼻の頭をなめてくれた。この頃、他の猫が入ってきて暴れるので、らんちゃんの出入り口であったトイレの窓を閉めている。寝るまで、玄関の戸は少しだけ開けてあるんだけど、そのせいもあってらんちゃんのお帰りは久しぶりだ。よく見ると、顔がガベガベで、目も赤い。喧嘩したのかしら。出かける時間が迫って、「らんちゃん、どいて」と抱こうとしたら、手に噛み付いてきた。おお、こわい。「フヮウー!」と吹かれちゃった。
この間はカフェのしっぽを思い切りふんづけて、「ギャオー」と悲鳴の後、一拍置いて「フウーッ」と吹かれた。カフェは先回りして、足元にまとわりつくもんだから、ついふんじゃうのよね。
らんちゃんはこわいけど、カフェが吹いても全然こわくないのはなんでなんだろ?
そういえば、先週土曜日の読売新聞夕刊にほるぷ出版が長編完結の大きな広告を出してくれました。うれしかったわ。とっている人は資源ゴミに出す前に見てみてね。