7月、私はおばあちゃんになります。
娘のマイコに赤ちゃんが産まれるの。
人の体ってすごい!
マイコのお腹は地球みたいにまんまるで、
地熱が伝わってくるようにほのほのと暖かく、
中で確かに息づくものの気配がする。
妊婦って宇宙の創造者みたいだ。
「蹴ってくるようになってどんどんかわいくなってきた」
そう、私もそうだった。
昔の私は子どもを欲しいと思ったことなかったから、
できたときは慌てちゃって。
でもお腹の赤ちゃんが蹴ってくると、愛しくて話しかけるようになって。
そうやってだんだんお母さんになってきたっけ。
お母さんっていいね。
おばあちゃんもいいかな?
マイコが産まれたとき、お母さんはものすごく喜んだ。
もし今生きていたら、どんなに喜んだだろう。
自分がおばあちゃんになる実感はまだ沸かないけど、
マイコがお母さんになるのはうんとうれしい!
地味だけど、私の絵本の中で大好きなのが『なまずの駄菓子屋』
この絵本に出てくるなまずの母さんの愛は果てしなく底なしに深い。
今週の土曜日,梅田の阪神百貨店で『なまずの駄菓子屋』をバイオリンの生演奏をバックに朗読します。
8階で開催の「まるごと猫フェスティバル」の中のイベントで、
朗読後1時半からはサイン会もあります。
ちょっと切ない母さん話、どうぞ聞きに来てね。