スペインから帰ったら、又チビが我が家の猫として住まっていた。
「あら、どしたの?」と聞くと
「仕事から帰ったら居間をネズミが大威張りで歩いていてさ」と夫。
チビは娘のうちの猫だけど、病もちの黒猫もいるので、時々うちに預かっていた。
出かける前「パパが寂しいかもだからもう少し置いておこうか?」という申し出に
「ひとりで猫の心配なんかしたくねえ」と夫はきっぱり断っていたのだ。
ネズミが出た翌日、めったに行かない娘の家に自分でチビを取りに行ったらしい。
ずいぶん勝手な話だけど、猫がいてうれしい。
チビは甘えん坊で夜中に寝床に入ってきて「なでて、なでて」と手の中にぐりぐり
顔を突っ込んでくる。
かわいいね!
でも猫の居ぬ間に、居間でわがもの顔のネズミもちょっとかわいい・・
ネズミには気の毒だけど、猫の居る暮らしはやっぱりいいな。
チビには寒い冬中うちにいて、布団をあっためてもらいましょう!