ずいぶんかけ離れているふたつの仕事を、もうずーっと長いことやっている。
昨日は久しぶりに会社に行ったけど,今年に入って出社するのは
年明け全体朝礼と二回目。
社長なのに?というなかれ
大丈夫!今はコンピューターのデスクネットがあるので
場所が離れていてもほとんどの問題はその中で把握できちゃう。
電話も社員どうしだとただだし。
便利な時代になったよね。
会社に行くと一日中会議で明け暮れる。
昨日は月次だったので、店舗からは店長が、大阪からは支社長が、
社内のあちこちからもいろんな部署の人たちが集まってくる。
散々脱線しながらの月次報告が終わると、商品会議。これが長い!
うちの会社の肝だから、気が抜けないが、『猫会議』などとふざけた名前で
呼ばれ、かなりくだけた会議だ。
革、雑貨、アパレルとどんどん決めていく。
作家の仕事はひとりでできるけど、社長の仕事はみんなの協力がないと
絶対できないものなのだ。
他の社長はどうなのか分からないけれど、私にとってはそこが面白い。
いつだって「親分てえへんだ!」と事件が起こり、それをみんなで解決していくのが
面白い。
私が作家でがんばれたのも、みんなが喜んでくれるからだし、
社長をやっていけるのもみんなが支えてくれるから。
しかもどっちもあるから飽きないし、仕事をまっとうしない言い訳にもなるし。
ふたつの仕事って、私にはとっても向いている。