フランス語の発音って

11月 27th, 2020

ムズカシイッ!

特にイみたいなウとエみたいなオ。

教科書はなくて、毎回プリントでくれるんだけど、

それぞれの記号に絵が描いてあってフランスっぽい。

ちょっとダヤンに置き換えてご紹介。

発音してみて~。

特に私ができないのがy。

こりゃスペイン語より道のり遠そう。

スペイン語もまだ続いてるから、混じっちゃいそうだし。

何故に今さらフランス語?といえば、この間朝日新聞のさいたまトークに

“猫のダヤン 欧州目指す”なんて記事が載ったのを見た方もいるかも。

欧州の中でも猫とアート、そして革ならフランスでしょ・・ナンテ。

ま、コロナで当分身動き取れないから時間はあるしね。

そのうち待ってろよ!パリ。

肱川あらしと青島の猫たち

11月 14th, 2020

「肱川あらし」をご存知かしら?

大洲盆地で発生した霧が「白い龍」のごとく激流となって

肱川を駆け下っていく。

様々な気象条件が揃わないと発生しない大自然のスペクタクルだ。

先日“出そう!”という情報を頂き、伊予大洲に出かけた。

実は来年書く小説に白い龍を登場させたくてお願いしていたのだ。

一日目は残念ながらお出ましはなかったけど、

代わりに朝の便で青島へ行くことができた。

猫の島、青島は島民5人に猫120匹。

でも・・「あれ?いつもよりずいぶん猫が少ない」

肱川あらしと青島の情報をくれた小野さんは心配そうにつぶやいた。

それでもエサ場に集まってきた猫は総勢50匹ほど。

夕方の便までまだ時間はいっぱいある。

2018年に避妊手術を施され、サクラ猫となった猫たちを

どんどんスケッチ。

“AOSIMA NECOLLAGE”の出来上がり!

後日、テレビでも放映され、小野さんからも連絡があったけれど、

猫カゼをひいた猫たちは廃屋で長期間寝ていたそう。

よかった、よかった!

そして、翌朝。

ついに「肱川あらし」を見ることができた!

暗い山間に現れた「白い龍」は刻々と姿を変えつつ河口を進み、

天には昇らず、気あらしの立つ海へと消えていった。

薄桃色の夜明けに赤橋に立てば、強風がゴーゴー吹き付ける。

小野さんのおかげで幻想的な肱川あらしも堪能、

猫の島へも渡ることができた。

みなさんも“猫の島 青島”というサイトを見てみてね!

https://twitter.com/aoshima_cat

 

由布院の秋

11月 8th, 2020
博多の帰りにゆふいんの森号に乗って、由布院の猫屋敷を訪れた。
由布院に行くのは初めてでワクワクする。
閑静な温泉街と思っていたら、街並みは軽井沢的鎌倉的な賑わい。
商店は街を活気づけるね。
一時期は台風災害やコロナで沈んでいた由布院にもずいぶん人が戻ってきたようだ。
猫屋敷の社長はいろいろな展開をしている面白い人で、
イギリスのコッツウォルズそっくりに作られたフローラルビレッジは圧巻。
ポターのお話に出てくるリスのナトキンのシッポをちぎっちゃった
島ぬしのフクロウもいる。
「雨でなければ由布岳が見られるの」にと残念がる社長。
晴れ渡った翌日、豊後富士と言われる由布岳は秋に彩られ、
麓に広がる丘陵はまさにコッツウォルズ。
九州とはいえ、標高が高いから秋は早く訪れるんだね。
これからもお付き合いは続きそうで、又由布院に来るのが楽しみ!
みなさんも由布院に来たら、猫屋敷やフローラルビレッジを訪ねてみてね!


さよなら青短

10月 30th, 2020

びっくり!私の母校、青学短大がついになくなっちゃう。

時代だねえ、、

この間記念式典用のインタビュー撮影で久しぶりに青学に行ってきた。

授業にもあまり出ず、国文科は本を読むのが本分なんて言って、

映画を見たり、旅に出たり、デートしたり、バトンを振り回したりと

ちっともまじめな生徒ではなかったけど、やっぱり懐かしい。

若くて自由な二年間を思い切りゆるんで遊び暮らしたものだ。

人生であんな時代はないから、短大って悪くない気がする。

何年か前は青短で「ボルネオの森を守ろう」の講演会をやって、

懐かしい顔にも会うことができた。

今度の日曜は博多阪急でもボルネオの話をする。

ここしばらくボルネオの話をしていなかったから、しっかり頭に入れておかなくちゃ。

ボルネオの森は永遠のテーマだから。

博多阪急では今、猫展を開催中なので、お近くの人は遊びに来てね。

 

カボチャ大王と取り巻きたち

10月 23rd, 2020

森の絵本のために昨日から蓼科に来ている。

まずは編集者が重い思いをして買ってきた巨大カボチャに挑戦。

ハロウィンといえば精霊を迎える迎え火として灯されるカボチャ提灯が定番。

悪霊を追い払う魔除けの火の意味も持つけれど、

古代ケルトのハロウィンでは宗教儀式の提灯にカブを使っていたんですと。

それがキリスト教文化圏に広がっていった時、収穫量の多いカボチャを使うようになったそう。

色合いもカボチャの方がカブよりずっと似合ってる。

頭のチョンマゲもあって、悪役レスラーみたいに見え、魔除けとしては大成功。

妹はキュートなシマカボチャをサクサク仕上げた。

口元が猫でかわいいけど、大王の横に侍らせるとどう見てもお付き。

カボチャをくり抜くのはまずお尻を丸く切り取って、スプーンでかき出していく。

思ったより簡単に出来るから、ハロウィンに向けて、やってみてはいかが?

カボチャパイも出来あがり、今日はリースも完成!

リースは始まりもなく、終わりもない、永遠の象徴。

常緑樹のリースは冬に打ち勝つ勝利者で、

葉は抗菌、殺菌作用があると言われ、緑は希望を現すそう。

まさに今の時代にピッタリじゃない?

おもちゃが好きな生き物は愛おしい

10月 15th, 2020

妹がすぐそばに越してきたので、ほぼ毎日柴犬のカイが見回りにやってくる。

カイは近所のパトロールを日課と心得ているのだ。

朝は寝ているので、夕方アトリエに用意してあるおやつをあげるともう大喜び。

アンちゃんはカイが来ると、さっと隠れてしまうけれど、リンちゃんは階段まで

様子を見に来る。

はしゃいだカイが自分たちのおもちゃをくわえるのを見て、

リンちゃんはちょっと悔しそう。

家には猫のおもちゃがいっぱいあって、いくら片づけてもいつの間にか

寝床に居間に玄関に転がっているのだ。

夜中にトコトントコトンとおもちゃをくわえて階段を上がったり下りたりする様を

想像すると、思わず笑っちゃう。

太一がもっと小さい頃もおもちゃが好きで、遊ぶのが好きで、

眠いのに「もっとおちょぶ」と言っていつまでも遊んでいた。

こどもも動物もシンプルなおもちゃが好きな生き物って愛おしい。

さて、今自分が好きなおもちゃはなんだろう?

本?バイク?絵描き道具?

ま、悪くはないけど、全く愛おしくはないね。

 

 

動物園へ行ってきた

10月 8th, 2020

今描いている森の絵本には植物や動物、鳥や昆虫がいっぱい出てくる。

勝手にネットや本の写真を見て描くわけにはいかず、

それぞれ許可を取らねばならない。

それなら自分で見て描いたらどうだろう?

そうだ、動物園に行こう!

まずは井の頭動物園でリスを見るが、動きが早くてスケッチも写真も難しい。

それからモモンガやムササビ、ヤマネのいる上野動物園へ。

なんと上野動物園は予約制。

そして、モモンガやムササビのいる小獣館は閉鎖。

コロナ禍は動物園にも及んでいた!

せっかく来たのだからと、気を取り直しておなじみの面々に会ってきた。

目的は全く果たせなかったけれど、大好きなワオキツネザルやハシビロコウ、

バクやトラにも会えてちょっと満足。

今日本の打ち合わせで、動物たちのいろいろな写真を見せてもらったけど、

やっぱり写真家はすごいね。

動物や鳥のいい表情を撮るのには生半可な苦労ではないだろう。

ちゃんと許可を取ってもらって、瞬間の素敵な表情を描かせてもらおう。

さて、日曜日は昨日から始まっている神戸阪急の猫フェスへ。

その後はデュオこうべにも寄るつもり。

どうぞ台風がそれてくれますように!

 

 

今年もちゃんと秋が来た!

10月 1st, 2020

常ならぬ年でも季節は巡る。

秋が来たね。

散歩道に曼殊沙華がいきなり紅い花をつけていた。

「彼岸花」「狐の松明」「地獄花」「葉見ず花見ず」・・

千の名を持つ曼殊沙華はホントに不思議でアヤシイ花。

昨日はなかった花が作り物みたいに完成された姿でポンと咲いていると

ちょっとギョッとする。

さて、今夜は中秋の名月。

ホントは明日が満月のようだけど、昨夜の月も結構まんまるだった。

どっちかの夜は空を見上げてみよう!

そして月にカンパイしよう!

猫、洗っちゃった♪

9月 24th, 2020

風呂に入ろうとしたら、洗い場に先客が。

この夏は家中に毛がフワフワ舞っていたから、ちょうどいい!

「リンちゃん洗うよー」「おー、いいねー!」

とっ捕まえても、意外と抵抗はなし。

湯をざぶざぶかけても逃げようとしない。

シャンプーで猫を泡立てるの気持ちいい。

リンちゃんも目を細め、気持ちよさそう、こりゃいいや。

洗い終わって、タオルドライ。

モコモコ、フワフワだったリンちゃん、スベスベになった。

この間目方を測って、アンちゃんとリンちゃん同じでびっくりしたけど、

ほとんど空気だったのね。

いい匂いでシュッとして女ぶりもぐっと上がった!

連休のバーベキューツーリングで、リンちゃんの実家のご夫婦に会って、

写真を見せたら、兄弟は普通の短い毛の猫になったって。

そのお宅は保護猫のお世話をしていて、夏には子猫が10匹以上いたそう。

そのうち保護猫のいる図書館作りたいんだって!いいね。

 

 

 

『コーラルウェイ』と『猫はあくびで未来を描く』

9月 11th, 2020

沖縄の緊急事態宣言は解除されたようだけど、一時はどうなるかと心配していた。

今JTA沖縄離島便の機内誌コーラルウェイ9,10月風車(カジヤマー)号に

去年行ったパーントゥの取材が掲載されている。

パーントゥはおっかなくて、面白くて、すごく興奮した宮古島のお祭り。

今年は開催されないようで、思えば去年は気楽だった。

もし乗る方がいたら、ぜひ見てね!

年に一度くらいダヤンの体験特集記事が載っていて、定期購読もできるよ。

あと2年前、ねこ新聞に掲載した“ダヤンから始まる我が家の猫たち”というエッセイが

『猫はあくびで未来を描く』(竹書房)にアンソロジーとしてまとめられている。

いろいろな人の猫に対する思いが詰まっているから一読を。

ねこ新聞は定期購読の地味な新聞だけど、絵がいっぱいの美しい新聞なので、

ねこ好きの方にはお勧め。

今どちらも本誌がないので、スケッチで載せるね。

パーントゥでは泣く子を追いかけて描いていくのがとっても面白かった。

『猫はあくびで未来を描く』にはモノクロ掲載。