2月の伐採が夜に入ってしまい、持ち越して本日、最高の伐採の日。
またしても涙雨の予報でしたが、午前中は空も泣かず、職人さんたちは休憩も取らず!
そして最後の太い幹がおろされました。
でも、ほら!案外悲しくない姿!!
少しだけ葉っぱも残って、まだまだ水を吸い上げることができるそう。
ありがとう!どんぐり!
ありがとう!丁寧に伐ってくれた樹木医さんと職人さんたち!!
去年の今頃は大雪で大変だったねー。
先週のお休みは長野の八千穂レイクでサイドカーの氷上走行会。
このところ毎年やっているけれど、去年はあまりの大雪に中止になった。
私はサポートカーとしてのジープでぬくぬくだけど、サイドカーは道中も寒そう。
でもジープはスタックしたバイクを牽引して大活躍だった。
晴れ渡った八千穂レイクはあまり寒くなく、キーンとした空気が気持ちいい。
氷上も慣れたもので、スピードを出してコーナーを回る夫のトライアンフ。
パッセンは私だよー。楽しいー!
自転車サイドカーを作ってきた人がいて大人気。
サイドカーは乗れない私も挑戦してみた。
始めはどうしてもハンドルを右に取られたけどだんだん慣れてきて、ばっちり。
太一もいっちょまえのバイク乗りみたい。
イタリアが終わって、さあ、久しぶりの絵本で腕が鳴る。
コレクションブック第16弾「ダヤンとうさぎの赤ちゃん」
原案を書いたのはスコットランドに行った時だから、もう1年半以上前。
全体コンテは作ってあるけど、版元ともう一度見直して、
今日は一枚づつのコンテをざっくり描いた。
来週から本格的に取り掛かるぞー!
私のやり方はこう。
そういえば、「震災で消えた小さな命展」の応援マーケットはじまってます。
http://chiisanainochi.blogspot.jp/
資金不足のため、いろんな作家の協力でオークション開催中。
私も自分持ち分の銅版画を出品しています。
まずはサイトを見てみてね。
自由が丘本店のシンボルだったどんぐりの木。
大きくて硬いきのこがいっぱい生えてるなぁと思って、樹木医さんに診てもらったら、何と!残念なことにもう寿命が来てしまったそうで、いよいよ8日の日曜日に伐採することに。
そして、それに先立ち土曜日にはお客様にも参加いただき、どんぐりお別れ会をしました。
推定100年を越える寿命を誇ったどんぐりともいよいよさようならです。
長い間、わちふぃーるどを見守ってくれて、本当にありがとう!!
明けて今日は生憎の雨の中、伐採進行中です。
切った木の枝や幹は、看板と郵便ポスト、そしてみなさまにお礼の気持ちを込めた御守りなんかにもしていくつもりです。
どんぐり、正式名称「白樫の木」バイバイ!
またね!!
不思議な国‘わちふぃーるど’にはいろいろな記念日があるけれど、
メーカーとしての‘わちふぃーるど’にも記念の年がたくさんある。
1976年は革工房わちふぃーるどがデビューした記念すべき年だ。
勤めていた会社をやめ、作ることを仕事にしたかった私は
母の革教室にあった革でいろいろなものを作り始めた。
それを持って売り込みに行ったところ、「お母さんのところで量産できないか?」
と言われ、教室の生徒さんをパートさんにして家内工業が始まった。
妹も加わって、最初は1社だけに納めていたのだけれど、そこが倒産。
はじめて‘わちふぃーるど’という名前で革工房として、
ギフトショーに出展したのが1976年なのだ。
思い出しても笑っちゃうほど楽しかった!
始まったばかりのギフトショーはいわゆる贈答品が多くて、
今のようにかわいい雑貨とかはなく、うちの商品は目立っていた。
まだダヤンはいなかったけれど、タンニンなめしの革に革版画の要領で
凹凸をつけた柄を布で拭き染めしていく。
オオカミに乗って月を飛ぶフォーン、羊の模様の服を着た女の子、
とにかく変わった柄でよく売れた。
あれから39年、もうあのころの商品を持っている方はいないかも。
そしてこの激動の時代に続けてこられたのは、売ってくださる方々、
買ってくださる方々がいてくれたおかげ。
ありがとう!の気持ちを込めて、この春からはサンキュー企画が始まります!
第14回東京国際キルトフェスティバル、という物々しいタイトルの展覧会に池田さんと行ってきました。
水道橋の東京ドームで開催中!
といっても、明日がなんと最終日なんです。
興味ある方、お急ぎください!!
ダヤンのキルトが堂々展示されています。
平日にも関わらず、ものすご~く興味ある方々が、ものすご~くたくさん来場されてて、広いドームはギュウギュウ詰めと言っても過言ではない賑わい。
ダヤンのキルトは、「親子で楽しむ絵本キルト」というテーマで括られたブースの、入ってすぐに展示されています。
島田ユカさんの「ぶーちゃんとおにいちゃん」や「がまくんとカエルくん」や、「リサとガスパール」や・・
いろいろな絵本からイメージされたキルト作品がたくさん。
みなさん、それは熱心に見入ってくださっていました。
ダヤンは、たんぽぽの綿毛を持って風に吹かれているイメージ。
作者は焼田美紀さんという女性のかた。
さっぱりした色合いの中、モコモコダヤンが目立ちます。
いつの日か、木ノ花美術館に展示も計画中。
その時はまたお知らせしますね!!
*東京国際キルトフェスティバル~1月28日まで。
最終日は17時入場で17時半までとなります。
この映画を見たことあるかしら?
もう若くない女ふたりが平凡な日常から離れてバカンスの旅に出かけるものの、
予期せぬ出来事から罪を犯し、メキシコへと逃避行を続けるロードムービー。
映像の美しさもさることながらスーザン・サランドンが実にかっこいい!
「私たちはテルマ&ルイーズ!」
外国へスケッチ旅に行ってレンタカーを借り、妹と一緒に車に乗り込むときは
いつだってすっかりその気分だった。
どこまでも自分たちで自由に走っていけるって感じでね。
この間「私の描くグッとムービー」という朝日新聞夕刊コラムの依頼が来て、
すぐ思いついたのがこの映画。
絵を描くのもすごく楽しかった!
そして私はちょうど今『ダヤンの絵描き旅―イタリア』の文を書いている。
ナポリで車を借り、ひとりで南イタリアを迷走の挙句、アルベロベッロからは
妹と一緒にアマルフィ断崖のワインディングロードを走り抜けるという、
ロードムービーならぬロードエッセイ。
破滅型ではないけれど、まさに「イタリア版テルマ&ルイーズ」だ。
『私の描くグッとムービー』は2月13日朝日新聞夕刊に掲載。
『ダヤンの絵描き旅―イタリア』は4月刊行予定。
どちらもお楽しみに!
ボンちゃんがいなくなってもう1年以上。
秋に預かっていたマイコのうちのチビが蓼科から又我が家にやってきた。
鶴瀬の工場で拾った時はほんとにチビだったけど、今はずっしり。
程よい重み。
食いしんぼで魚が大好き。煮干しも大好き。
膀胱に難ありなので、やっちゃあいけないけど、二、三匹ならまあいいか。
誰もいないときに玄関のドアが開くと、タッタッタと二階から降りてきて、
足に擦りつくようにしながら、我先に階段を上っていく。
人懐っこくて夜中には布団に入ってくる。
手のひらで顔を包んでやるとすぐゴロゴロ喉が鳴りだす。
眠くて手を止めるとひっかく。爪、イタイぞ。
でもずしっとぬくっとあったかくて・・・うれしい。
やっぱり猫のいる暮らしはいいねえ。
いずれチビは返さなくちゃだから、自分ちの猫が欲しくなってきた。