オンボロ借家の猫二匹

1月 27th, 2012

引越しってホーント大変。

当日は仕事も休み、一年分くらい大働きしちゃった。

フィナーレは二匹の猫の移動。

一年以上遅い新婚旅行に出かけたマイコの黒ちゃんと心の狭いボンちゃん。

顔を合わせれば毒を吹きあっていた二匹だけれど、新居というか仮住まいに移ってから

はいがみあいどころじゃないみたい。

様子が違うぞとばかり、オンボロ家屋を探検調査にいそしんでいます。

山積みのダンボールや、口を開けた箱、袋など猫の大好きなゴタゴタでいっぱいの借家

は案外居心地がいいようで、気のいい冷静な黒ちゃんのおかげでボンちゃんも

落ち着いてきました。

夜には二匹が布団に入って、昔みたいな暮らしです。

テンカンもちの黒ちゃんに薬をやるのはちょっと大変だけど、このままうちにいてくれても

いいくらいよ、ねえ、マイコ。

結局トラちゃんは置いてきたけど、おっかさんのほかにも姉さんがいるので

なんとかうまく暮らしていってちょうだい。

新しい住まい、猫にとってもニンゲンにとっても発見があって楽しいわ。

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ダヤンのブランドムック 近日発売!

1月 20th, 2012

昨今、本屋さんの店頭をにぎわしている付録付きの雑誌をご存知かしら?

バックやポーチ、このごろでは美容器具や料理道具、あったかグッズなんかもあって、

まるで雑貨屋さんのようなにぎやかさ。

つい買いたくなっちゃうけどその草分けともいえるのが宝島社のブランドムック。

そして今月27日いよいよ「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界」が宝島社から

発売になります!

題名どおり一冊まるまるダヤンだよ。

もちろん付録も付いてます。

革のチャームつきトートバックよ。

ちょっとワクワク。楽しみー。

みなさんもぜひ本屋さんやうちのお店で見てみてね。

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付録といえば思い出すのは子どもの頃。

当時も雑誌は16大付録なんて盛大に付録をつけていた。

付録の歴史は長くて大正時代に始まったみたい。

弥生美術館で「ふろくのミリョク展」を見たけど、ほんとにミリョク的だった。

うちは雑誌は買ってもらえなかったけど、お祭りにだけくれるお小遣いを握って

妹といっしょに付録屋の屋台に走ったものでした。

そう。当時は雑誌の付録がお祭りで売られていたのです。

あれは楽しみだったなー。

付録って、本筋でないところがむしろ不思議な魅力をかもしだしてるよね。

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引越し準備

1月 13th, 2012

アトリエを自宅に移すので、この際リフォームをすることになった。

マイコが出ていってから、結婚してから・・とのびのびなってたのでいいきっかけだ。

でもって、仮住まいをすることになって、それは気が変わっていいんだけど、

いやなのは引越し!

人生でしなくちゃならないすべてのことの中で、私は片付けが一番きらい。

新年明けて出社したら、アトリエはなんときれいに片付けられていてすごくうれしかった

けど、自宅は年末からずっと悲惨な状態。

夫と休みが一緒の成人の日に思い切って、物置みたいになっている部屋を片付けた。

おどろくほどたくさんの写真があって、ついでに整理をしましょと思ったのが運のつき。

一気に思い出の世界に引き込まれちゃいました。

思い出、片付けられないもんね。

過去なんか振り返らない夫はバンバンダンボールに詰め込んで、捨てる家具はバキバキ

壊して、超能率的に片付けている。

一家にひとり、こういう人は必要ね。

おかげでだいぶ片付いてなんとか予定通りに引っ越せそう。

しかし人の暮らしってモノがいっぱいだねー。

改めて驚きました!

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新しい年のニューフェイス

1月 6th, 2012

2012年が明けました。

どうぞいい年になりますように。

新しい年のニューフェイスご紹介します。

二月からお目見えする新キャラクター。べべダヤン!

ダヤンの元飼い主、リーマちゃんが作ったお人形のべべダヤンはダヤンを探しに

わちふぃーるどへやってきます。

右側のおっさんぽい動物たちは昨年末に発売になったエコレザー(革を余すところなく

使用しているってわけ)の新シリーズ、ペレの面々。

この他にもおしゃれな革のアクセサリーがたくさん登場しています。

くわしくはホームページをごらんあれ。

新しい挑戦をはじめたわちふぃーるど

2012年もどうぞよろしくお願いします。

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よいお年を!

12月 29th, 2011

今年は本当に大変な年で、それはまだ続いています。

避難所はなくなっものの仮設住宅に住んでいる方はまだ33万人。

ボランティアも夏休みを過ぎてずいぶん減ってしまったとニュースで言っていた。

ボランティアには行けないけれど、できるだけのことを来年も続けていきたいと

思っています。

個人的にも父が亡くなったり、もろもろあったけど、そんな2011年もあとわずか。

もうじき扉は閉まります。

2012年が誰にとっても希望のあるいい年になりますように!

いろいろ終わった

12月 22nd, 2011

なんだか怒涛の12月だったけど、いろいろ無事に終わってきました。

音楽会も終わった!来てくださった方ありがとう!

風邪引くのが心配だったけど、元気でやりとおせました。

自分でも楽しめた!

朗読席からは演奏家の顔がよく見える。

演奏しているときの音楽家って、セクシーね。

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そして今日「ダヤンと恐竜のたまご」が終わった!

うれしい!

スタートは苦しんだけど、エンジンがかかってくるととても楽しい作業だった。

今度の連休でもう一度見直して、自分の中では完全なものにするつもり。

どんなことにも終わりは来るね。

福島にもほんとうの終わりがきますように。

猫いりませんか

12月 16th, 2011

今は『ダヤンと恐竜のたまご』の佳境に入っているので、自宅で仕事をしている。

物語を書くときにはやっぱりひとりがいい。

没頭しちゃって時間がたつのも忘れるほど。

昨日もハッと気が付いたら、音楽会の打ち合わせ30分前だった。

ただ家で仕事のやっかいなのは猫がうるさいこと。

あさってはいよいよ音楽会。

朗読の練習もしなくちゃならないのに、朝からトラちゃんがニャアニャア鳴きづめなのよ。

ほんとにトラちゃんたら、食い意地が張っていて、朝ごはんを食べるや否や、次の催促。

おっかさんまで表舞台に出てきて、朝から「メシヤ」の大合唱。

嫉妬に狂うボンちゃんは、ナワバリを示すために、おしっこをかけてまわるし。

困ったなあ。

来年はアトリエが移転なので、自宅を改装するために、年が明けてしばらくは仮住まい。

ノラの親子を連れてはいけません。

どなたか、かわいい子猫いりませんか?

気持ちいいほど食欲旺盛。木のぼり上手で運動神経満点。声の良さは天下一品。

今ならおっかさんもついてくる。さあ、どうだ!

銀座の猫

12月 9th, 2011

今 銀座プランタンではねこ展開催中。

明日はサイン会でプランタンとその後モザイク銀座阪急に出かけます。

銀座の猫といえば、ずいぶん前だけど、婦人公論の取材で銀座の猫をスケッチに行った

ことがあって、とても楽しかった。

猫を探すには、いきおい裏通りに入っていくことになるから、歴史ある銀座の裏側が

見えるてくるし、あと、面白いのはお稲荷さんね。

銀座にはお稲荷さんがたくさんあるのをご存知ですか?

料亭などに祀られていたお稲荷さんは、そこが取り壊されてビルになったりしても

どこかにひっそり残されている。銀座だけで30社くらいはあるそうです。

そしてお稲荷さんにはたいてい猫がいて、猫に気を配る人がいる。

あ、逆か。気を配る人がいるから猫がいるんだ。

和光並木通りうらての宝童稲荷にもいっぱい猫がいて、その前の「五十音」という

ボールペンとえんぴつ専門店でめずらしい色のボールペンを買ったのを思い出した。

銀座の裏通りには小さな変わったお店があるのも、楽しいね。

明日は寒いけど、お天気はいいみたい。

サイン会はプランタンが一時、モザイク阪急が三時からなので、ぜひどうぞ。

そしてついでに、裏銀ブラで猫を探してみませんか?

ルビー婚

12月 2nd, 2011

イギリスの友人が今年結婚50周年を迎えたとのメールが来た。

「あら、うちも40周年だよ。10年遅れだね」と返信したら

「アキコ、それはルビー婚だよ。スミオにルビーの指輪を買ってもらいなさい」だって。

いつも休みの違う私たちは40周年のお祝いに、休みを合わせて遊びに行く予定にして

いたけれど、結局いろんな用事で日中は走り回ることになった。

そして夜には麹町の「いきいきプラザ」で行われる「いきいきコンサート」に。

しぶいネーミングだけど、内容はエレキギターとグループサウンズと超派手なもの。

前列の車椅子のお年よりはエレキサウンドの中であくびなんかして、さすが麹町ね。

ルビーの指輪は買ってもらわなかったけど、踊れたし、楽しかったー。

そこでエレキを演奏してしていた女の人がかっこよかった。

エレキギターが弾けたらどんなにステキでしょう。

今日はうちのパートさんの忘年会だけど、なんとそこでは新結成のバンド「ペレ」の

初披露があるんだよ。

お昼休みは最後の猛練習に私もちょっとだけ加わった。

エレキはないけど、ウクレレと蛇皮線にジャンベのわけ分からない混成バンド。

これはまあ、かっこいいというより愉快。

パートさんたちに喜んでもらえるといいのですが。

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ダヤンのクリスマスコンサート!

11月 25th, 2011

12月18日は『ダヤンのクリスマスコンサート』

ちょうどヨールカの扉が開いた翌日なので、アルスとわちふぃーるどは

つながっているよ!

演目の第一部は『ダヤン、ウィーンの街角を歩く』

ウィーンといえば音楽の聖地。

モーツァルトからチャイコフスキーまでの美しい楽曲を聴きながら

ダヤンといっしょにウィーンのクリスマス風景を楽しんでね。

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はじめてヨーロッパに行った時、ウィーンから一時間ほどのところに住む友人の

お宅に何泊か泊めてもらった。

私たちはロシア語の夏期講習でモスクワに行って、彼女はそこで知り合ったオーストリア

の人と結婚したの。

ウィーンの街は歩かなかったので、今度のコンサートで楽しむことにしましょう。

今日はウィーンの街角を探訪するダヤンを描いた。

いろんなダヤンがウィーンのクリスマスに登場するよ!

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第二部は『ダヤンのアベコベアの月』

画像は台湾公演と同じですが、演奏は作曲したご本人山本祐ノ介さんがチェロ

奥様の小山京子さんがピアノ千葉直師さんのクラリネット。

佐藤慶子さんのヴァイオリンの四重奏です。

そして今回の朗読は私!

なんとかみんなの調和を壊さないようにしないとね。

司会やおはなしは秋田まどかさんで、どちらの映像も監督は北極にもいっしょに

行った宇井孝司さん。

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一年の締めくくり、クリスマスのひとときを上質のクラシックに浸りながら

夢の世界で遊んでみませんか。

会場は渋谷のそばの『白寿ホール』

一部の二部の終了時には サイン会も開催します。

チケット予約などくわしいことは、ホームページを見てね。

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