『借りぐらしのアリエッティ』試写会、見てきました。
原作とは違うけれど、無理ない設定で背景も美しく、面白かった。
原作はメアリ・ノートンの『床下の小人たち』なつかしいなー。
これに続く『野に出た小人たち』『川を下る小人たち』まで読んで、すごく面白かったのを、
学校の図書館のほこりっぽい匂いとともに思い出す。
その後にも『空を飛ぶ小人たち』が出て、出版社の人にきいたことでは、
なんと80歳のときに新作『小人たちの新しい家』を書いているということ。
なんて、はげみになる話でしょ。
小人文学でいえば、佐藤さとるの『誰も知らない小さな国』をはじめとするコロボックルのシリーズもよかった。
アリエッティの家族やコロボックルのせいたかさんなど、周りの人物設定がしっかりしていると、ファンタジーに厚みが出る。
そういえば、指輪物語の前作『ホビットの冒険』も小人文学といえるね。これも小人それぞれの特徴があって、面白かった。
あとは文学とはいえないかもしれないけれど、小人たちの暮らしを描いた『ノーム』。
美しい絵に惹かれ、まず英語版を買って、やっぱり意味が知りたくて日本語版も買っちゃった。
アリエッティを見て、また小人文学に興味がわいてきました。
『床下の小人たち』のシリーズも、もう一度読んでみようっと。
七月七日のダヤンの誕生日、もう過ぎちゃったけど、お祝いのコメントありがとうございました!