いつだって猫展、講演会にはたくさんの方に来ていただき、会場も満席。
ありがとうございました!
せっかくの京都なので、前日入りして伏見稲荷へ。
「ダヤン、日本へ行く」では京都編が一番気に入っています。
京都で再開した元飼い主のリーマちゃんを人力車に乗せて、伏見稲荷へお参りに行く
ダヤンですが、赤い千本鳥居を抜けていく間にリーマちゃんは消えてしまい・・
ちょっと切ない話です。
漫画は資料を見て描いたので、今回初めてくぐる千本鳥居。
京都からたった二駅なのに辺りは緑の森に囲まれ、リーマちゃんが消えていくには
ぴったりのシチュエーションでした。
そしてお稲荷さんといえば、お使い役のキツネ。
伏見稲荷にも大勢の狛狐があちこちにいます。
狛狐がくわえているのは稲穂、巻物、玉、鍵の4種。
稲荷神は穀物の神様だから稲穂は当然、巻物は知恵。
その二つは分かるけど、玉と鍵は陽と陰、天と地を示すとのこと。
面白いね。
花火が打ち上げられるときの掛け声、「玉屋―!」「鍵屋-!」は花火屋の屋号だけど、
これもお稲荷さんの狐がくわえている玉と鍵に由来するよう。
なんだかわちふぃーるどっぽい話です。
今伏見稲荷は外人に人気ナンバーワンのスポットだそうで、この日も外人だらけ。
それもむべなるかな。
山の上まで続く朱色の鳥居のトンネルと緑の森の調和。
ほかの国では絶対見られない光景だもの。