雨の銀座で開催中の版画展に行ってきた。
エッチング懐かしい。
木箱入りで、特別に3色の色版で刷った豪華版『ダヤンとジタン』
版ズレしてるところもなんだか懐かしい。
3つだけ残っていた最後のひとつも今日売れてしまったそう。
長編を始める時、挿絵はモノクロだったので、エッチングでやってみようと思った。
でも7巻を彫り終わった後、バイクでコケて版画家の住む平塚まで通えず。
8巻はペンに切り替え、何本かのペンを使い分けた。
悪くないというか、完成度はペンの方が高いけれど、こうして見ているとエッチングにはそこはかとない味がある。
次の読み物はエッチングでやってみようかな。
長編8巻目がちょうど静山社から発刊されたばかり。
これで長い物語は完結したので、ぜひ通して読んでみて下さい。
スパンアートギャラリーの版画展は18日までなので、こちらも寄ってみてね。