明日からお店以外は冬休み。
納めの日でも忘年会はもちろんお昼の会食もなし。
みんなが我慢の年もあと少しだけど新年もこの状態は続きそう。
コロナ失せろ!消えてなくなれ!と叫びたい。
でも戦争や震災を思えば、ほとんどの人が家に居られて食べ物もある。
それはありがたいことだね。
年末年始もみんなのために働く人に感謝しながら
静かなお正月を過ごすとしましょう。
来年は世界中の人が普段通りの暮らしに戻れますように!
どうぞよいお年をお迎えください。
「肱川あらし」をご存知かしら?
大洲盆地で発生した霧が「白い龍」のごとく激流となって
肱川を駆け下っていく。
様々な気象条件が揃わないと発生しない大自然のスペクタクルだ。
先日“出そう!”という情報を頂き、伊予大洲に出かけた。
実は来年書く小説に白い龍を登場させたくてお願いしていたのだ。
一日目は残念ながらお出ましはなかったけど、
代わりに朝の便で青島へ行くことができた。
猫の島、青島は島民5人に猫120匹。
でも・・「あれ?いつもよりずいぶん猫が少ない」
肱川あらしと青島の情報をくれた小野さんは心配そうにつぶやいた。
それでもエサ場に集まってきた猫は総勢50匹ほど。
夕方の便までまだ時間はいっぱいある。
2018年に避妊手術を施され、サクラ猫となった猫たちを
どんどんスケッチ。
“AOSIMA NECOLLAGE”の出来上がり!
後日、テレビでも放映され、小野さんからも連絡があったけれど、
猫カゼをひいた猫たちは廃屋で長期間寝ていたそう。
よかった、よかった!
そして、翌朝。
ついに「肱川あらし」を見ることができた!
暗い山間に現れた「白い龍」は刻々と姿を変えつつ河口を進み、
天には昇らず、気あらしの立つ海へと消えていった。
薄桃色の夜明けに赤橋に立てば、強風がゴーゴー吹き付ける。
小野さんのおかげで幻想的な肱川あらしも堪能、
猫の島へも渡ることができた。
みなさんも“猫の島 青島”というサイトを見てみてね!
https://twitter.com/aoshima_cat
博多の帰りにゆふいんの森号に乗って、由布院の猫屋敷を訪れた。 由布院に行くのは初めてでワクワクする。 閑静な温泉街と思っていたら、街並みは軽井沢的鎌倉的な賑わい。 商店は街を活気づけるね。 一時期は台風災害やコロナで沈んでいた由布院にもずいぶん人が戻ってきたようだ。 猫屋敷の社長はいろいろな展開をしている面白い人で、 イギリスのコッツウォルズそっくりに作られたフローラルビレッジは圧巻。 ポターのお話に出てくるリスのナトキンのシッポをちぎっちゃった 島ぬしのフクロウもいる。 「雨でなければ由布岳が見られるの」にと残念がる社長。 晴れ渡った翌日、豊後富士と言われる由布岳は秋に彩られ、 麓に広がる丘陵はまさにコッツウォルズ。 九州とはいえ、標高が高いから秋は早く訪れるんだね。 これからもお付き合いは続きそうで、又由布院に来るのが楽しみ! みなさんも由布院に来たら、猫屋敷やフローラルビレッジを訪ねてみてね!![]()
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びっくり!私の母校、青学短大がついになくなっちゃう。
時代だねえ、、
この間記念式典用のインタビュー撮影で久しぶりに青学に行ってきた。
授業にもあまり出ず、国文科は本を読むのが本分なんて言って、
映画を見たり、旅に出たり、デートしたり、バトンを振り回したりと
ちっともまじめな生徒ではなかったけど、やっぱり懐かしい。
若くて自由な二年間を思い切りゆるんで遊び暮らしたものだ。
人生であんな時代はないから、短大って悪くない気がする。
何年か前は青短で「ボルネオの森を守ろう」の講演会をやって、
懐かしい顔にも会うことができた。
今度の日曜は博多阪急でもボルネオの話をする。
ここしばらくボルネオの話をしていなかったから、しっかり頭に入れておかなくちゃ。
ボルネオの森は永遠のテーマだから。
博多阪急では今、猫展を開催中なので、お近くの人は遊びに来てね。
森の絵本のために昨日から蓼科に来ている。
まずは編集者が重い思いをして買ってきた巨大カボチャに挑戦。
ハロウィンといえば精霊を迎える迎え火として灯されるカボチャ提灯が定番。
悪霊を追い払う魔除けの火の意味も持つけれど、
古代ケルトのハロウィンでは宗教儀式の提灯にカブを使っていたんですと。
それがキリスト教文化圏に広がっていった時、収穫量の多いカボチャを使うようになったそう。
色合いもカボチャの方がカブよりずっと似合ってる。
頭のチョンマゲもあって、悪役レスラーみたいに見え、魔除けとしては大成功。
妹はキュートなシマカボチャをサクサク仕上げた。
口元が猫でかわいいけど、大王の横に侍らせるとどう見てもお付き。
カボチャをくり抜くのはまずお尻を丸く切り取って、スプーンでかき出していく。
思ったより簡単に出来るから、ハロウィンに向けて、やってみてはいかが?
カボチャパイも出来あがり、今日はリースも完成!
リースは始まりもなく、終わりもない、永遠の象徴。
常緑樹のリースは冬に打ち勝つ勝利者で、
葉は抗菌、殺菌作用があると言われ、緑は希望を現すそう。
まさに今の時代にピッタリじゃない?
妹がすぐそばに越してきたので、ほぼ毎日柴犬のカイが見回りにやってくる。
カイは近所のパトロールを日課と心得ているのだ。
朝は寝ているので、夕方アトリエに用意してあるおやつをあげるともう大喜び。
アンちゃんはカイが来ると、さっと隠れてしまうけれど、リンちゃんは階段まで
様子を見に来る。
はしゃいだカイが自分たちのおもちゃをくわえるのを見て、
リンちゃんはちょっと悔しそう。
家には猫のおもちゃがいっぱいあって、いくら片づけてもいつの間にか
寝床に居間に玄関に転がっているのだ。
夜中にトコトントコトンとおもちゃをくわえて階段を上がったり下りたりする様を
想像すると、思わず笑っちゃう。
太一がもっと小さい頃もおもちゃが好きで、遊ぶのが好きで、
眠いのに「もっとおちょぶ」と言っていつまでも遊んでいた。
こどもも動物もシンプルなおもちゃが好きな生き物って愛おしい。
さて、今自分が好きなおもちゃはなんだろう?
本?バイク?絵描き道具?
ま、悪くはないけど、全く愛おしくはないね。
今描いている森の絵本には植物や動物、鳥や昆虫がいっぱい出てくる。
勝手にネットや本の写真を見て描くわけにはいかず、
それぞれ許可を取らねばならない。
それなら自分で見て描いたらどうだろう?
そうだ、動物園に行こう!
まずは井の頭動物園でリスを見るが、動きが早くてスケッチも写真も難しい。
それからモモンガやムササビ、ヤマネのいる上野動物園へ。
なんと上野動物園は予約制。
そして、モモンガやムササビのいる小獣館は閉鎖。
コロナ禍は動物園にも及んでいた!
せっかく来たのだからと、気を取り直しておなじみの面々に会ってきた。
目的は全く果たせなかったけれど、大好きなワオキツネザルやハシビロコウ、
バクやトラにも会えてちょっと満足。
今日本の打ち合わせで、動物たちのいろいろな写真を見せてもらったけど、
やっぱり写真家はすごいね。
動物や鳥のいい表情を撮るのには生半可な苦労ではないだろう。
ちゃんと許可を取ってもらって、瞬間の素敵な表情を描かせてもらおう。
さて、日曜日は昨日から始まっている神戸阪急の猫フェスへ。
その後はデュオこうべにも寄るつもり。
どうぞ台風がそれてくれますように!